ウィラメットバレー
豊かな自然に恵まれたオレゴン・ワイン・カントリー
職人が作ったワイン、ビール、食品
ウィラメットバレーの肥沃な土壌の恩恵にあずかっているのはワイン用のブドウだけではありません。この同じ土壌から、食事に豊かな風味を添える食材も生まれています。地元で生産されたホップは、この地域やオレゴン州のクラフトビールのブルワリーで供されるユニークなビールに使用されています。この地には 4 種類の白トリュフと黒トリュフが自生しており、毎年 1 月から 3 月までのトリュフの旬にはフェスティバルが開催されます。ウィラメットバレーには野生のきのこも豊富です。きのこ狩りに出かけたり、ディナープレートでおいしさを味わったりしてお楽しみください。ワインツアー、グルメスポットを巡る旅、クラフトビールトレイルなど、この地域の豊かな恵みを満喫する機会はたくさんあります。道中では、この地域の豊かな自然の恵みが将来に受け継がれるよう、持続可能な方法を採用している地元の農家やワイン生産者、シェフをご支援ください。
アウトドアを満喫
東にはカスケード山脈(Cascade Mountains)と接するウィラメット川(Willamette River)があり、西にはオレゴンコースト山脈(Oregon Coast Range)があるウィラメットバレーに住む人々は、屋外で過ごすのが大好き。滝が多く、56 キロメートルにおよぶバックカントリートレイルがあるシルバーフォールズ州立公園(Silver Falls State Park)を訪れてみましょう。ウィラメット・リバー・ウォーター・トレイル(Willamette River Water Trail)ではカヌー、カヤック、ゴムボートを楽しめます。全長 215 キロメートルのウィラメット・バレー・シーニック・バイクウェイ(Willamette Valley Scenic Bikeway)にはホップ農園、ワイナリー、小さな町が点在しています。全行程を走破するのが難しければ、その一部区間だけでも走ってみてください。ほかにも、スキーやスノーボードが楽しいウィラメットパス(Willamette Pass)、高さ 1,250 メートルの頂上へのハイキングに挑戦できるメアリーズピーク(Marys Peak)、数十種類の鳥たちに出会えるウィラメット・バレー・バーディング・トレイル(Willamette Valley Birding Trail)、鬱蒼とした森の中を自転車で走れるヒストリックシャンプーイ州立公園(Historic Champoeg State Park)などの自然の見どころを訪れてみましょう。また、熱気球に乗ってのんびりしながら素晴らしい眺めを楽しむこともできます。秋または春に訪れると、夕日に染まる木々やワイルドフラワーが一面に咲く花畑の美しい景色が目を楽しませてくれます。
おもしろ情報
ワイン・エンスージアスト誌は、ウィラメットバレーを 2016 年のワイン・リージョン・オブ・ザ・イヤー(Wine Region of the Year)に選出しています。ウィラメットバレーには 700 を超えるワイナリーがあり、特にピノノワールの生産で知られています。
写真提供:Andrea Johnson
映画の熱狂的なファンにとっては、ウィラメットバレーといえば『アニマルハウス(Animal House)』、『スタンド・バイ・ミー(Stand by Me)』、『カッコーの巣の上で(One Flew Over the Cuckoo’s Nest)』のロケ地としてなじみ深いでしょう。
写真提供:Ben Schorzman/City of Eugene
ウィラメットバレーには 7 つの農場とフードトレイルがあります。
写真提供:Joshua Rainey