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イースト・レース・ウォーターウェイ
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  • 州:
    インディアナ州

北アメリカ初の人工急流川下りコースは、インディアナ州の町を横断しています。

多くの納税者からの反対意見のある中、はじめは役目が終わったかと思われた南北戦争時代のイースト・レース・ウォーターウェイ(East Race Waterway)は、再び水で満たされ復活を果たしました。現在はレクリエーションにも競技にも使われる急流川下りコースとなって、賑やかなダウンタウンを横切っています。水路はもともと 1840 年代にサウスベンドで栄えていた製造業向けの製材所に電力を供給する目的で造られました。何年にもわたって使われず、水路は埋められました。そして 1970 年代のかつてのセント・ジョセフ川(St. Joseph River)の水路の痕跡といえば、衰えつつあるダウンタウンにある、ありふれた高欄のみとなりました。

水路の再生

1978 年当時、地元の市長が後押しにより、この地域の巨大活性化プロジェクトの一環として、使われていない水路を蘇らせるという計画がまとめられました。この死にきっていない水路は市民の税金を投入してつくり直され、1984 年には急流でのカヤックができるようになりました。その当時、ここは北アメリカで唯一の人工の急流川下りコースでした。今日では水路はその目的を達成し、この一帯は再び活気ある、水路を中心としたダウンタウンとなっています。現在は一般の人も利用できるようになり、誰でも船を借りて自分でコースを楽しむことができます。水路は約 609 メートルですが、船で渡るとわずか 5 分程の長さです。カヤックのベテランから日帰り旅行者まで、誰でも激流を楽しむことができます。

旅行の前に知っておきたいこと

カヤックの場合は自分で用具を準備する必要がありますが、ラフティングに必要な用具は用意されています。片道の利用は 6 ドルです。予約方法や内容について、詳しくはウォーターウェイのウェブサイトを確認してください。この場所は、一般に開放されており、インディアナ大学サウスベンド校(Indiana University South Bend)のリバーウォークの一部です。犬を連れて歩くことも、サイクリングすることもできます。

旅行サイト『アトラスオブスキュラ』(Atlas Obscura)に掲載された書き下ろし記事です。

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