
税関手続き
アメリカ入国時の税関手続き
アメリカに到着したら、すべての旅行者は、合衆国の入国に関する法律に従って税関と入国審査を通過する必要があります。この一連の手続きには、渡航文書の提示、質問への回答、持ち込み品の申告などがあります。このページでは、手続きのおおまかな内容をはじめ、モバイル・パスポート・コントロール(MPC)やグローバルエントリーなどの簡略化オプションについても説明します。
税関手続きの流れ
1. 入国港に到着
- 飛行機から降りたら、Customs and Border Protection(CBP、米国税関国境警備局)の案内に従います。
2. パスポート審査
パスポートと(該当する場合は)ビザを税関国境警備局の係官に提示します。
- ここで、渡航目的、滞在期間、滞在場所(ホテルや親族の住まいなど)といった旅行に関する質問を受けます。
3. 税関申告
アメリカ合衆国内に、食品、贈答品、その他の購入品などの物品を持ち込む場合は、税関申告書を提出する必要があります。
- 申告書は書面に記入して提出しますが、モバイル・パスポート・コントロール対象者に限りデジタル手続きが可能です。
状況により、合衆国の法令に従って税関国境警備局の係官が荷物の検査を行う場合があります。
税関手続きをスムーズに行うコツ
書類を事前に準備する:パスポート、ビザ(該当する場合)、税関申告書をすぐ出せるようにします。
物品をもれなく申告する:すべての物品を完全かつ正直に申告して、罰則などを回避します。
きちんと指示に従う:税関国境警備局の案内表示や職員の指示に注意を払うようにします。
簡略化サービスを活用する:モバイル・パスポート・コントロールやグローバルエントリーの対象者である場合は、待ち時間軽減のため積極的に利用してください。