思い切り楽しんでお腹も満足：ロックスピリッツあふれるレストラン

アイアン・メイデンのドラマー、ニコ・マクブレインは、その音楽的才能と熱烈なスペアリブ愛を融合し、メイデンファンのためのレストランをオープンしました。目玉はもちろんスペアリブ。特製のバーべキューソースたっぷりで、期待を裏切らないおいしさです。メタルファンなら、メニューに並ぶトゥルーパーやハロウドの文字にテンションが上がるはず。どちらも、アイアン・メイデンのフロントマン、ブルース・ディッキンソンとロビンソンズ醸造所のコラボから生まれたビールです。

JBJ・ソウル・キッチン（JBJ Soul Kitchen）は、レストランに求められるあらゆる概念を覆します。第一に、その店名に反してソウルフードはありません。第二に、食事の代金は請求されません。ここは、ロック界のスーパースター、ジョン・ボン・ジョヴィが経営する非営利のレストラン。ファーム・トゥ・テーブル（農地直送）の食事を「支払えるだけ」の価格で提供しています。前菜、メイン、デザートで構成されるメニューは、その時々で異なる地元産の旬の食材が使われ、新鮮なサーモンから野菜のソテーまで実にバラエティ豊富です。食事を堪能した後は、現金またはボランティア労働による寄付が支払いの代わり。文字通り、ソウル（魂）も満たされるレストランです。

ロックの殿堂入りも果たしたフリートウッド・マックのミック・フリートウッドは、自信の名を冠したレストランをマウイ屈指の好立地、フロントストリートにオープンしました。フリートウッド（Fleetwood）を満喫するなら、音楽とおいしいドリンクがお得に楽しめるハッピーアワーがおすすめ。ディナーの予約は、毎日のサンセットセレモニーに合わせましょう。太平洋に沈む夕日を眺めながら、地元ハワイのパフォーマーかスコットランドのバグパイプ奏者の妙技を堪能。土曜日なら両方楽しめます。もしかすると、マウイ在住のミック本人に会えるかもしれません。新鮮なシーフードに極上ステーキ、特製カクテルなど、メニューはやや高級志向です。

カントリー歌手のブレイク・シェルトンが経営するオールレッド 1 号店（2 号店はテネシー州ナッシュビル）は、ティショミンゴという小さな町には似つかわしくないと思われるかもしれません。ブレイクは、ここからわずか 45 分北の オクラホマ州エイダ出身です。ティショミンゴ国立野生動物保護区（Tishomingo National Wildlife Refuge）やチカソー族のランドマークを巡っているなら、この店自慢のバイソンバーガーやこってりとしたチリ、マカロニアンドチーズを添えたフライドミートローフ、カラードグリーンなど、質実剛健なコンフォートフードを召し上がれ。ドリンクメニューの大半は、バドワイザーやクアーズなどキリリと冷えたアメリカンビール。メイソンジャー入りの特製カクテルやワインもあります、ディナーの後は、ロゴ入り T シャツに迷彩服、コーンブレッドやアップルパイの香りのキャンドルが並ぶオール・レッド・ストア（Ole Red store）へ。

グリーン・デイのベーシスト、マイク・ダーントが 2002 年にオープンしたレストランは、ザ・クラッシュのファンキーでキャッチーな名曲のタイトル「ルディ・キャント・フェイル」にちなんで名づけられました。どちらの店内も、ずらりと並ぶバービーとケンの人形とフルバーという個性的な内装に、手頃な価格のメニューが特徴です。人気のジューシーなハンバーガー、南部名物フライドチキン、たっぷりサイズの朝食オムレツなど、昔ながらのダイナーメニューは、腹ペコの時にも夜食にちょっとつまみたい時にもぴったり。ダイエット中なら、グルテンフリーとベジタリアンのメニューをどうぞ。豊富なキッズメニューで家族連れも歓迎されます。スカやパンク、80 年代ロックを BGM にエアギターで盛り上がりましょう。

1960 年代後半、デイヴとデルのフラノ兄弟は、ローリング・ストーンズやグレイトフル・デッド、ボブ・ディランなど、音楽界のレジェンドのコンサートプロモーター兼マーチャンダイザーとして働いていました。ハード・ロック・カフェ（Hard Rock Cafe）の創立者とキッスのメンバーとのミーティングを経て生まれたのが、ロック＆ブルース（Rock & Brews）。その名の通り、ロック＆ブルースではロックモチーフのクールな内装と、店舗によって異なる種類豊富なビールが融合しています。そして食べ物はと言えば、アメリカ人が大好きなビッグサイズのハンバーガー、スパイシーなチキンウィング、独創的なサラダはどれも格別です。