シアトルのシンボル：ワシントン州のスペースニードルを上から下まですべてご案内します

シアトルのシンボル、スペースニードルを巡る旅は、床がガラス張りになったエレベーターに乗るところから始まります。アトモス（the Atmos）として知られる最上階に到着すると、2 つのフロアを探検することができます。アッパーデッキは、床から天井までガラス窓で覆われた中にベンチが設置されており、地上 158 メートルの高さからパノラマビューを楽しむのに最適です。152 メートルの高さにあるローワーデッキでは、世界で唯一の回転式ガラス床、ルーペ（the Loupe）から街を見下ろしてみましょう。バリアフリーのエレベーターがあるので、車椅子等を利用する方も両方のデッキへ移動することができます。スペースニードルの上階で、昼夜それぞれユニークな体験をお楽しみください。特に晴れた日には、シアトルのダウンタウンエリア、レーニア山、ピュージェット湾、カスケード山脈、オリンピック山脈の素晴らしい景色が望めます。夜に訪れれば、ライトアップされたシアトルのダウンタウンの素晴らしいスカイラインの眺望を見られます。どちらか選ぶことができない場合は、割引料金で両方の眺望を満喫できる昼と夜の組み合わせチケットも用意されています。

特別なお食事体験などで、最上階までの旅をさらに充実させましょう。ルーペラウンジ（the Loupe Lounge）はぜひ予約してご利用ください。回転するガラス張りの床の階で、厳選された料理「タワー」とクラフトカクテルを味わうことができる、スペースニードルの最高のレストランです。もう少しカジュアルなお食事をお望みなら、上階の展望デッキにあるアトモスカフェ（Atmos Café）、またはアトモスワイン（Atmos Wine）ものぞいてみましょう。ワシントン州の申し分のない景色を眺めながら、軽食やワイン、ビールを楽しむことができます。

スペースニードルでは、空の高い場所での食事やドリンクに加えて、バーチャルリアリティのバンジージャンプ体験も提供しています。この VR 体験では、家族や友人も体験中のアニメーションビデオを一緒に見ることができます。ほかにも、おみやげ写真として広角カメラによる自撮りができるようになっており、上から下に街を見下ろす角度で記念写真を撮影することができます。お帰りの際は、スペースニードルのふもとにあるスペースベース・ギフト・ショップ（Spacebase Gift Shop）に立ち寄って、空高く舞い上った体験の思い出に、お土産を買うのもお忘れなく。

スペースニードルを出て、いよいよシアトル探索をスタートする準備ができたら、次に何をしようか迷うほど、選択肢には事欠きません。スペースニードルのすぐ隣にあるチフーリ・ガーデン・アンド・グラス（Chihuly Garden and Glass）には、ガラスアーティストのデイル・チフーリが制作した魅惑的なアート作品や工芸品が展示されています。チフーリ・ガーデン・アンド・グラスとスペースニードルの両方に割引料金で入場できる共通入場券もあります。
また徒歩圏内には、小さな探検家たちが体験型の学習展示で大興奮できるシアトル子供博物館（Seattle Children’s Museum）や、映画、ファッション、音楽、ゲームなど、数十年にわたり最も影響力を及ぼした革新的な発展を紹介するポップ・カルチャー・ミュージアム（Museum of Pop Culture）があります。

スペースニードルから通りを挟んだ向かい側にあるシアトル・センター・モノレール（Seattle Center Monorail）は、シアトルの主要観光スポットへのアクセスにたいへん便利です。ダウンタウンのウェストレイクセンター（Westlake Center）はモノレールで 3 分、有名なパイク・プレイス・マーケット（Pike Place Market）から徒歩 5 分です。この名所を象徴する看板の前で自撮りをしたり、熟練した魚屋の仕事ぶりを見たり、咲き誇る花や地元産のチーズなどを購入したりしましょう。世界中から集められた 25,000 点の美術品を誇る、近隣のシアトル美術館（Seattle Art Museum）にもぜひお立ち寄りください。その後は、ウォーターフロントパークまで散策し、ピュージェット湾を眺めながら、ショッピングや食事を楽しむことができます。

シアトルタコマ空港（SEA）に空路で移動してください。公共交通機関は充実しており、ライトレールやバスが利用できるので、ダウンタウンやグレーターシアトル地域へのアクセスも簡単です。これらの交通機関を利用するか、またはレンタカーを借りて、太平洋沿岸北西部の旅を始めましょう。