ルイジアナ州ニューオーリンズ：知っておきたい人気の音楽スポット 4 選

ニューオーリンズといえばバーボンストリート（Bourbon Street）が有名ですが、ローカルっぽさ満点のロイヤルストリート（Royal Street）にもぜひ足を運んでみてください。ロイヤルストリートでは、街角でストリートミュージシャンに偶然出会うことがあります。時には、ニューオーリンズでもトップクラスのミュージシャン同志が即興のセッションを披露してくれることもあります。この界隈を歩いていると、アコースティックギター 1 本で作り上げられるシンプルな音楽から、ベースや金管楽器、ウォッシュボードやプラスチックのバケツなど様々な楽器を採り入れた自由なスタイルのバンドまで、あらゆる音楽が聞こえてきます。街角にキーボードを運び出しているバンドもあります。ストリートパフォーマンスが最も集中しているのは 200～800 ブロックの間です。新人ミュージシャンもベテランのストリートパフォーマーも入り乱れ、自由なジャムセッションが自然に発生し、それが広がっていきます。ミュージシャンが特にたくさん集まるのは、警察署のすぐ外側にあるロイヤルストリートとコンティストリート（Conti street）の交差点周辺です。奇妙に見えるかもしれませんが、ここはニューオーリンズ。誰もがブルースを愛しているのです。

フレンチクォーターから歩いて行ける範囲に、フォーバーグマリニー（Faubourg Marigny）地区と有名なフレンチメンストリート（Frenchmen Street）があります。音楽が聴こえてきたら、そこに辿りついたと思って間違いありません。ライブミュージックシーンは、クラブやラウンジが軒を連ねる 3 ブロックの一角に集中しています。最初に行ってみたいのはまずは、ザ・スポッテッド・キャット（The Spotted Cat）です。地元の人、観光客、有名人まであらゆるタイプの観客を魅了する典型的なジャズクラブで、観客、ミュージシャン、スタッフの誰もがハッピーなオーラを放っています。次は、歩いてメゾン（Maison）に向かいます。3 フロアある巨大なこのクラブでは、生演奏、ドリンク、おいしい食事を楽しむことができます。週 7 日間、休みなしにエンターテインメントを提供しています。もっと落ち着ける場所がご希望なら、スリーミュージズ（Three Muses）はいかがでしょうか。小さな隠れ家のようなこのライブハウスでは、ジャズコンボによる生演奏、クラフトカクテル、オリジナル小皿料理を楽しむことができます。カクテルやディナーをさっと済ませ、音楽をゆっくり堪能しましょう。

ちょっと高級なムードに包まれてジャズを堪能したいときは、ダウンタウンにあるザ・リッツ・カールトン・ニューオーリンズ（the Ritz Carlton New Orleans）へどうぞ。1908 年に建設されたボザール様式の白い建物に足を踏み入れると、気品あふれる歴史が刻まれていることを感じます。人気のトランペット奏者ジェレミー・ダベンポートが、彼の名を冠したジャズクラブ、ダベンポートラウンジ（Davenport Lounge）でジャズを聴かせてくれます。スター奏者のダベンポートはジャズの天才ウィントン・マルサリスに師事し、ハリー・コニック Jr. のビッグバンドのメンバーとしてツアーに参加していたこともあります。最近では落ち着いたラウンジで、一部の平日、週末の夜に客席を沸かせています。厳選されたカクテル、ワイン、シャンパン、オードブルが並ぶメニューとともに素晴らしい演奏をお楽しみください。

ニューオーリンズのルイアームストロング国際空港（Louis Armstrong International Airport）に到着したらレンタカー、タクシー、シャトルバスで市内に向かいます。