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ミシガン州スー・セント・マリーの近くのスペリオル湖を一望するポイントイロコイ灯台
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  • 州:
    ミシガン州

ミシガン州の魅力的で素朴な一角には、自然や歴史に興味がある旅人がやって来ます。

ヒューロン湖(Lake Huron)とスペリオル湖の間に位置するミシガン州のアッパー半島(Upper Peninsula)、別名 U.P. の最果てに、歴史と文化、この地域の素晴らしい自然の景観が融合したスー・セント・マリーという美しい町があります。スー・セント・マリーにはウォーターアクティビティや美しい公園がたくさんあり、写真家から家族連れ、恐れを知らないトレッカーまで、アウトドア愛好家にうってつけの旅先です。何世紀にもわたって受け継がれてきた歴史に触れることで、スー・セント・マリーがミシガン州の隠れた名所の 1 つである理由がわかるでしょう。

スー・ロックス・ツアーズ

スー・セント・マリーといえば、水位が変化しても安全に航行できるようにボートを上下させる特殊な装置スーロックス(Soo Locks)で知られています。スーロックスはこの種のものとしては地球上で最大のシステムなので、この地を訪れたらぜひボートツアーに参加することをお勧めします。セントメアリーズ川(St. Marys River)の穏やかな風景と並行して巨大な貨物船が行き交う様子は、自然の美しさと人間工学の偉業が見事に調和している驚くべき光景です。周囲に広がるスーロックス公園(Soo Locks Park)の自然の中で遊歩道を散歩し、1899 年頃に建てられた気象局ビル(Weather Bureau Building)に立ち寄って歴史に少し触れてみるのもよいでしょう。ツアーの前後には、スー・ロックス・ビジター・センター(Soo Locks Visitor Center)の近くにあるオークレープ(Oh Crêpe)でオーダーメイドのクレープと街一番のコーヒーを味わってください。

スーロックスのボートツアーから楽しむ風景

スーロックスのボートツアーから楽しむ風景
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ポイントイロコイ灯台

ポイントイロコイ灯台(Point Iroquois Lighthouse)はアメリカ国家歴史登録財(U.S. National Register of Historic Places)に指定されており、1800 年代半ばからスペリオル湖(Lake Superior)の見張り役としてそこに立っています。灯台の足元にある歴史博物館を覗いてから、螺旋階段を上って高さ 20 メートルの灯台のてっぺんに昇ると、ホワイトフィッシュ湾(Whitefish Bay)や、スペリオル湖とその先にあるカナダの、思わず写真を撮りたくなるような景色が広がっています。その後は、砂浜へと続く遊歩道を散策しましょう。やさしい風に吹かれていると、すべてから解放されたような気分になるでしょう。

ポイントイロコイ灯台の敷地を散策

ポイントイロコイ灯台の敷地を散策
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タクアメノンフォールズ州立公園

ハイキングシューズを履いて、スー・セント・マリーから西に 1 時間半のところにあるタクアメノンフォールズ州立公園(Tahquamenon Falls State Park)に足を延ばしてみましょう。アッパー・タクアメノン・フォールズ(Upper Tahquamenon Falls)には落差 15 メートル、幅 60 メートルのタンニン色の水が流れる滝があります。下流の滝は木々が豊かで、秋の紅葉の時期になるととりわけ美しい風景が目を楽しませてくれます。この一帯では、夏には釣りや水遊びが楽しめます。公園の売店で手漕ぎボートを借りて小さな島に渡り、周囲の小さな滝を見に行きましょう。冬になるとタクアメノンは雪に覆われ、スノーモービルやクロスカントリースキーに最適なウィンタースポーツ天国になります。耳寄り情報:車で数分下流に移動したところにタクアメノン・フォールズ・ブルワリー&パブ(Tahquamenon Falls Brewery & Pub)があり、冷えたクラフトビールと軽食を楽しむことができます。

タクアメノンフォールズ州立公園の上流の滝

タクアメノンフォールズ州立公園の上流の滝
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アクセス情報

スー・セント・マリーの観光は、ミシガン州のアッパー半島を巡るロードトリップに組み込むとよいでしょう。飛行機を利用する場合は、デトロイトまたはミネアポリスからチッペワカウンティ国際空港(CIU)行きのフライトに乗り、到着したら空港でレンタカーを借りてスー・セント・マリーを回ります。