ニューヨーク州の州立公園：年中楽しめるアクティビティで際立つ美しい風景

ニューヨーク州にある州立公園には、季節を問わず探索することができる山地の滝や世界的に有名な滝があります。「東部のグランドキャニオン」と呼ばれるレッチワース州立公園（Letchworth State Park）では、ジェネシー川渓谷（Genesee River Gorge）に大きな滝が 3 本と、公園全体に小さな滝が数多くあります。敷地内のハンフリー・ネイチャー・センター（Humphrey Nature Center）では、地質学と生態学に関する年間プログラムをお楽しみいただけます。ナイアガラフォールズ州立公園（Niagara Falls State Park）の有名な滝には、アクセスしやすい小道や展望台があります。メイド・オブ・ザ・ミスト号（Maid of the Mist）の乗船や風光明媚なトロリーは、家族連れにおすすめの観光手段です。さらに東にあるフィンガーレイクス地域では、ワトキンスグレン州立公園（Watkins Glen State Park）のゴージトレイル（Gorge Trail）を探索して、19 本の滝を眺める魅力的な冒険に出かけましょう。

大西洋で水しぶきを浴びたい人も、きらめく森の湖で浮かびたい人も、ニューヨーク州の州立公園で至福の夏を過ごすことができます。ジョーンズビーチ州立公園（Jones Beach State Park）には、10 キロメートルに及ぶ手つかずのオーシャンビーチがあります。サーフィンをしたり、ボードウォーク、円形劇場、セオドア・ルーズベルト・ネイチャー・センター（Theodore Roosevelt Nature Center）を楽しんだりしてください。ビーチ用車椅子での移動も可能です。湖畔のリラクゼーションを味わうなら、フィンガーレイクスに向かい、カユガ湖州立公園（Cayuga Lake State Park）の風光明媚なスイミングビーチやボート乗り場、遊び場を訪れましょう。釣りで有名なこのアウトドアリゾートの近くには、魅力的な宿やブドウ園があります。31 ヵ所の湖と貯水池があるハリマン州立公園（Harriman State Park）では、パリセーズ地域の牧歌的な風景に浸りましょう。ラップスイミングができるエリアや更衣室などの設備が整ったティオラティ湖（Lake Tiorati）で泳いだり、ウェルチ湖（Lake Welch）沿いの広い砂浜を探索したりすることができます。

難易度の高い山登りから広々とした舗装道まで、ニューヨーク州の美しい公園では、探索する人すべてが楽しめる小旅行を提供しています。ウォークウェイ・オーバー・ザ・ハドソン州立歴史公園（Walkway Over the Hudson State Historic Park）では、世界最長の高架歩道橋を渡りましょう。ポキプシーとハイランド間の 2 キロメートルの距離を歩いたり、自転車に乗ったり、自由に行き来することができます。ハイキングが好きな人は、ベアーマウンテン州立公園（Bear Mountain State Park）のアパラチアントレイル（Appalachian Trail）の一部をトレッキングしましょう。夏はプールで泳いだり、冬は屋外アイススケートリンクでスケートをしたりすることもできます。家族連れには、トレイルサイド動物園（Trailside Zoo）やメリーゴーランドが人気です。ニューヨーク市から車でわずか 90 分のミネワスカ州立公園保護区（Minnewaska State Park Preserve）では、50 キロメートルを超える古い馬車道を探索しましょう。ミネワスカトレイル（Minnewaska Trail）では、ガートルードの鼻（Gertrude’s Nose）と呼ばれる岩層を見ることができます。この岩層は、秋には色鮮やかな紅葉に囲まれます。年間降雪量が約 75 センチメートルにもなるこの公園は、クロスカントリースキーの人気スポットです。

いくつかの便利なツールを使って、ニューヨーク州の州立公園を冒険する準備をしましょう。ニューヨーク州立公園のウェブサイトでは、公園の状況や開園時間などの最新情報のほか、環境に優しい探索のヒントやアクセシビリティに関する情報をご覧いただけます。スマートフォンユーザーは、無料の州立公園エクスプローラ（State Parks Explorer）アプリをダウンロードして、お手持ちのデバイスから公園の地図、アクセス方法、料金、情報にアクセスすることができます。

飛行機でジョン・F・ケネディ空港（JFK）、ラガーディア空港（LGA）、またはニューアークリバティ空港（EWR）に移動し、レンタカーを借りてニューヨーク州立公園の冒険に出かけましょう。