マイアミとフロリダキーズの太陽とアクティビティ

アメリカ南東端の海岸から大西洋を見渡すと、マイアミの魅力が視界いっぱいに広がります。俳優兼シンガーのウィル・スミスは「コンサートに 2 日の予定で来ても、いつもつい長居してしまう」と語ります。

誰もが望むマイアミの晴天を楽しむなら、コーラルゲーブルズでクレジットカードを使うことも含め、実にさまざまな方法があります。マイアミのダウンタウン南西のコーラルゲーブルズには、ブティックや専門店が軒を連ね、ハンドメイドの革製品から最新ファッションまで、ありとあらゆるアイテムが売られています。一方、ビスケーン湾を隔てた対岸のリンカーン・ロードでは、有名ブランドの衣類やアクセサリーからアート作品まで、気に入ったものを買い込むことができます。この歩行者専用の広々とした通りには、テラス席のあるカフェとヤシの木がずらりと並んでいます。

空腹を感じたら、リトルハバナでテーブルを探しましょう。ダウンタウンのすぐ西隣にあるこの界隈には、多くのキューバ人が住んでいます。リトルハバナでは一日中伝統音楽のビートが息づき、クロケッタやキューバ風サンドイッチの香りがあたりに漂います。

もう少し北のリトルハイチもまた、マイアミの多文化の特徴がよく表れているスポットです。近隣の多くの独立系ミュージックショップに行く前にここに立ち寄って、フライドバナナ、スイート・ポテト・ブレッドなどのハイチ伝統のスイーツを注文してみましょう。

日が暮れると、リトルハバナもリトルハイチも、官能的なダンスや現地のカクテル目当ての夜型人間をひきつけます。出会いを求める人々は、湾の向こう側のマイアミビーチに戻ります。日が暮れてオーシャンドライブ沿いのアールデコ様式の建物がネオンに輝きだすと、ここは活気づき、明け方（午前 5 時頃）までパーティーは続きます。

クリーブランダーホテルのようなオーシャンドライブを象徴する場所には、おしゃれなドリンクを手にした人々がプールサイドに集い、つい仲間に入りたくなります。一晩中踊り明かしたいなら、ワシントンアベニューで夜を過ごしましょう。海岸からほんの数ブロックのところに、ダンスクラブがよりどりみどりです。

マイアミの喧騒に疲れて平安と静寂が恋しくなったら、マイアミ国際空港か市内でレンタカーを借りて、フロリダキーズへのドライブがお勧めです。島がひも状に連なるフロリダキーズは、マイアミのすぐ南から始まり、フロリダ州の南端でカーブしてカリブ海まで続いています。

ビスケーン国立公園

フロリダキーズを楽しむのに遠くまで行く必要はありません。ビスケーン国立公園（Biscayne National Park）はマイアミの南西約 50 km のところにあり、ビスケーン湾の南部分のサンズキーとエリオットキーに囲まれています。この国立公園の魅力は、湾の鮮やかなブルーの水の下にあります。スキューバダイビングかシュノーケリングの装備で海中に潜れば、難破船や色とりどりの珊瑚礁が見られます。Tropic SCUBA などのツアー会社で、ガイド付きの水中ツアーを予約できます。

カレーハンモック州立公園

水中が苦手なら、マイアミからフロリダの美しい景観を眺めながら国道 1 号線を約 180 km 南に走ってカレーハンモック州立公園（Curry Hammock State Park）を目指しましょう。列島の中央のリトル・クロール・キーの大部分を占めている、マングローブが生い茂る沼地と海草藻場は、カヤックとボート漕ぎを楽しむのに最適です。トキやペリカンなど、公園に生息する美しい鳥を見逃さないよう、しっかと目を開けましょう。アメリカの国鳥であるハゲワシを目撃できるかもしれません。

キーウエスト

アーネスト・ヘミングウェイが愛した個性あふれるキーズを感じ取るなら、国道 1 号線でアメリカ本土の最南端のキーウェストまで行きましょう。陽気で型破りなこの島（マイアミから約 256 km）は、ビーチサイドのバーやブティックでにぎわっています。デュヴァルストリートでもうしばらく過ごして、このにぎわいを満喫しましょう。砂と波を求めてやってきたのなら、水着に着替えてスマザーズビーチの柔らかい砂の上にタオルを敷きましょう。キーウェスト国際空港に近い全長約 1km のスマザーズビーチには多くの海水浴客が訪れ、バレーボールのコートやジェットスキーのレンタル店、見物人であふれかえっています。

両方の目的地を楽しみつくすには、最低でもマイアミで 3 日間、フロリダキーズで 3 日間が必要です。

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