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ケンタッキー州ルイビルにあるオハイオ川にかかる歩道橋、ビッグ・フォー・ブリッジから眺める夕日
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  • 州:
    ケンタッキー州

ケンタッキー州のこのフレンドリーな街には 120 以上もの公園が点在し、個性的な地区内では簡単に緑地にアクセスすることができます。

ルイビルは、ケンタッキーダービー(Kentucky Derby)やモハメド・アリ・センター(Muhammad Ali Center)、ウィスキーロー(Whiskey Row)のバーボン蒸留所で有名ですが、アウトドアを満喫するのに最適な場所でもあります。ここにはアメリカの一流の景観設計者で、ニューヨーク市のセントラルパークを含む多くの公園のデザイナーでもある、フレデリック・ロー・オルムステッド(Frederick Law Olmsted)が設計した公園システムの強い基盤があります。ルイビルの公園の中には、人気のアーバンスポットや隠れた珠玉の緑地などがあり、街の喧騒からほんの少し離れるだけで静かな自然に包まれることができます。

オルムステッド・パークス・システム

世界で 4 つしか完成していないオルムステッド・パークス・システムのうちの 1 つがルイビルにあります。まずは、これから紹介する公園やルイビルシステムの 18 の公園、または 6 つのパークウェイを探索してみましょう。その後、地元の人に愛される地区の魅力を探してみるとよいでしょう。

チェロキーパーク(Cherokee Park)は、レストランロー(Restaurant Row)として知られるハイランズ(The Highlands)に位置しています。公園の目玉は、3.9 キロメートルにおよぶ景観のよいループコースで、車やレクリエーション専用の一方通行のレーンもあります。コースはベアグラス・クリーク・バレー(Beargrass Creek Valley)の丘や草原、森林の景色へといざないます。歩道のカフェや地元のピザ屋さんで、運動後の空腹を満たしましょう。

ルイビルのダウンタウンの壮大な景色を眺めるには、サウス・ポイント・シーニック・エリア(South Points Scenic Area)にある丘陵地帯の森林に覆われたオアシス、イロコイパーク(Iroquois Park)の北側の高台がおすすめです。円形劇場でのコンサートや公園内のいたるところで開催される休日のイベント、ディスク・ゴルフ・コースでの試合に興じた後には、近隣のスティッツェル・ウェラー蒸留所(Stitzel-Weller Distillery)でバーボンとウィスキーの製造方法を学びましょう。

街の中の小さな緑地、セントラルパーク(Central Park )は、オールドルイビル(Old Louisville)のしゃれた建築物に囲まれています。ここは修復されたビクトリア様式の邸宅が並ぶアメリカ最大の地区です。公園の見どころは、風格のあるパーゴラ、手入れの行き届いた芝生、そして C.ダグラス・ラミー円形劇場(C. Douglas Ramey Amphitheatre)です。この劇場では、夏に無料公演イベント「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」(Shakespeare in the Park)を開催しています。公園を散策した後は、オールドルイビル醸造所(Old Louisville Brewery)のバーで地ビールを試飲するか、新しく拡張されたスピード・アート・ミュージアム(Speed Art Museum)を訪れるとよいでしょう。

広大なショーニーパーク(Shawnee Park)は、ウェストルイビル地区、ショーニー(Shawnee)のオハイオ川の岸沿いに位置しています。ウォーキングコース、野球場、テニスコート、18 ホールのチャンピオンシップ・ゴルフ・コースなどを持つ、115 ヘクタールのこの公園は、オルムステッドによる理想的な街の公共スペースというビジョンを元に作られ、パレードや大規模なパブリックイベントに最適です。公園で遊んでピクニックをした後、近くのケンタッキー・センター・オブ・アフリカン・アメリカン・ヘリテージ(Kentucky Center for African American Heritage)を訪れる時間を取っておきましょう。

オールドルイビルのセントラルパークでのシェイクスピア上演

オールドルイビルのセントラルパークでのシェイクスピア上演
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フロイズフォークのパークランズ

ルイビルの東と南に位置するソルト川(Salt River)の支流であるフロイズフォーク(Floyds Fork)のほとりにある公園の一帯では、パークランズ(Parklands)がオルムステッドの提唱した「近隣に自然を取り込む」活動を続けています。4 つの公園は、パークドライブ、アーバン・トレイル・システム、そしてパドリングトレイルでつながっており、ハイキング、マウンテンバイク、カヌーやその他のアウトドアアクティビティを存分に楽しむことができます。

ベックリー・クリーク・パーク(Beckley Creek Park)、ポープ・リック・パーク(Pope Lick Park)、ターキー・ラン・パーク(Turkey Run Park)、ブロード・ラン・パーク(Broad Run Park)などの公園には子ども用の遊び場や、ドッグパーク、ピクニックパビリオン、ロッジ、運動場、走りがいのあるマウンテンバイクパークなどがあります。また、フロイズフォークへと続くボートの進水路があり、パドリングや釣りもできます。さらに、ウィリアム Fマイルズ湖(William F. Miles Lakes)とボルダーポンド(Boulder Pond)には釣り用の魚が放たれており、訪れる人はアクセスしやすい釣り桟橋や湖岸から釣り糸をたれる誘惑にかられます。案内センターでは教育プログラムを提供しており、地元の植物や動物に関する展示も見られます。

フロイズフォークのパークランズ内を蛇行する舗装道路

フロイズフォークのパークランズ内を蛇行する舗装道路
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アウトドアを満喫するためのさまざまな方法

ダウンタウンに隣接するオハイオ川のほとりにあるウォーターフロントパーク(Waterfront Park)は、川沿いに広がる美しい緑地を散策できる、イベントなどの交流の場として人気のスポットです。ビッグ・フォー・ブリッジ(Big Four Bridge)を歩いてわたったり、ベル・オブ・ルイビル(Belle of Louisville)の蒸気船に乗ったりでき、自転車のレンタルも可能で、公園内でのセグウェイツアーに参加することもできます。円形劇場でコンサートを聴いた後フードトラックで軽食をつまんだら、ルイビルリバーウォーク(Louisville Riverwalk)を散策し、川に沈む夕日を眺めましょう。

ダウンタウンから南西へわずか 15 分のところにあるジェファーソン・メモリアル・フォレスト(Jefferson Memorial Forest)は緑豊かな森林地帯で、約 80 キロメートルにおよぶトレイルは、ハイキングやマウンテンバイク、乗馬で自然を満喫するのに最適です。静かなレッドトレイル(Red Trail)の尾根や渓谷をハイキングしたり、ジップラインキングダム(Zipline Kingdom)で林冠を滑走したりすることもできます。

ジョー・クリーソン・パーク(Joe Creason Park)は、ポプラルレベル地区(Poplar Level)にある小さな市立公園で、バードウォッチャーの間で人気があります。家族そろって楽しめるルイビル自然センター(Louisville Nature Center)やベアグラスクリーク州立自然保護区(Beargrass Creek State Nature Preserve)の 5 キロメートルのハイキングとクロスカントリー・ランニング・トレイルへのアクセスも便利です。公園で体を動かしたら、近くのルイビル動物園(Louisville Zoo)に行ってみましょう。

ウォーターフロントパークのビッグ・フォー・ブリッジに沈む夕日

ウォーターフロントパークのビッグ・フォー・ブリッジに沈む夕日
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アクセス方法

ルイビル・モハメド・アリ国際空港(SDF)に降り立ったら、レンタカーを借りて街を散策しましょう。