- 州:
- ミシガン州
興味深いコミュニティが数多くあるデトロイト周辺で、特に好奇心を抱いていたのがジャクソンでした。
大都市から車でわずか 1 時間。 新鮮な空気を味わい、地元の歴史を学ぶのを楽しみにしていました。 面白いことに、ジャクソンの主な産業の 1 つには、ミシガン州矯正省(Michigan Department of Corrections)が挙げられます。 このコミュニティが刑務所システムといかに歴史的な関りがあるかを知るのは、とても興味深いことです。 博物館、楽しいクラフトビール醸造所、開拓者村、活気に満ちたアートセンターなど、ジャクソンの町は非常に独特で興味深い魅力に溢れています。
エラシャープ博物館
エラシャープ博物館(Ella Sharp Museum)への訪問は大変興味深いものでした。 第 2 次世界大戦の写真、戦争で従軍した多くのジャクソン住民の記念品、美しいティファニーのステンドグラス、見事なアンティーク時計など、多様な展示品を目にすることができて本当によかったです。 展示物は入れ替わりが多いため、この博物館を訪れる際には、オンラインでカレンダーを確認しましょう。 ここは家族で見学するのにお勧めです。
セルブロック 7 刑務所博物館
エラシャープ博物館とセルブロック 7 刑務所博物館(Cell Block 7 Prison Museum)の入場券は組み合わせ可能です。 アメリカには、カリフォルニア州サンフランシスコ近郊のアルカトラズ(Alcatraz)をはじめ、有名な刑務所博物館がさまざまありますが、この博物館は現役の刑務所内に位置するという点で他とは異なります。 セルブロック 7 は、現在は使用されていないセクションに位置するものの、周囲の巨大な刑務所の雰囲気は圧倒的です。 ここは、かつて世界最大の壁で囲まれた刑務所でした。 私はガイドなしで、時間をかけて展示に関する説明を読みながら館内を巡りました。 守衛から受刑者に至るまで、さまざまな視点から物語が語られています。 とても感慨深い展示でした。
ウォータールーファーム博物館
セルブロック 7 で圧倒された後は、美しい田舎の曲がりくねった並木道をのんびり楽しみながらドライブして、ウォータールーファーム博物館(Waterloo Farm Museum)へ向かいました。 博物館ではウォータールー地域歴史協会のメンバーが、温かく出迎えてくれました。この会のメンバーは、博物館の敷地管理と運営をボランティアで行っています。 ここでは、ぜひガイドツアーに参加してみましょう。開拓者の格好をしたスタッフが、1800 年代に本当に使われていた農場を案内してくれます。 ギフトショップでは、手作りの素敵なお土産を買うことができます。 私は名付け娘のために、ティーパーティーごっこ用の手作りの可愛い帽子を買いました。
創造性とクラフトビール
次に、ダウンタウンにあるアート 634(Art 634)へ向かいました。 ここは、1850 年代の製造施設内にある素敵なアートセンターです。 施設内に入ると、そこには繊細な鶴が天井一面に吊り下げられたラウンジエリアがあり、その優雅な様子に思わず心が躍りました。 上の階ではバレエ教室が行われており、踊っている生徒の足音が聞こえてきました。 このセンターには、ビジュアルアートからパフォーミングアートに至るまで、あらゆるアートを楽しめます。 ここを訪れる際には、開催されているクラスや持ち帰りできる特別なギフトがないか、事前にチェックしておきましょう。
思う存分観光をした後は、さすがにお腹もペコペコ。リラックスしながらひと休みしたいと思いました。 そこで向かったのが、グランドリバーマーケットプレイス(Grand River Marketplace)。おいしいクラフトビールと地元のワインを楽しめるお勧めスポットです。 ここにはレストラン、ビール醸造所、ライブミュージックが集まっており、一晩中おいしい料理、飲み物、音楽を堪能できます。 感慨深い歴史や文化を見学した後に、地元のおもてなしと味で一日を締めくくることができ、最高でした。
ジャクソンは、小さい町ならではの手厚いおもてなしと興味深いミシガン州の歴史を堪能できる親しみやすいコミュニティです。 次にロードトリップでミシガン州を訪れる際は、ぜひこの町にお立ち寄りください。