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グレート・サーペント・マウンド
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  • 州:
    オハイオ州

世界最大の形象墳。

大昔、北アメリカの「マウンドビルダー」は現在のオハイオバレーとミシシッピ州地方にあたる全域に住んでいました。最古のグループは、紀元前 10 世紀から紀元前 2 世紀頃まで栄えたアデナ文化の担い手たちだと考えられています。彼らはウィスコンシン州からミシシッピ州まで、北アメリカ全域に墳丘墓を築いていました。

現存するマウンドビルダーの時代の数少ない遺跡の 1 つがグレート・サーペント・マウンド(Great Serpent Mound)です。オハイオ州南部にあり、全長 405 メートル、高さ 90 センチメートルのヘビの形をした形象墳です。最古の記録によると、この墳墓はヘビが卵を飲み込んでいる様を表現しているとされていますが、そうではなくヘビが月を飲み込んでいるのだとする別の見方もあります。1909 年、地元のドイツバプテスト派の牧師ランドン・ウエストは「アダムとイブをそそのかした罰として、エデンの園で蛇が断末魔の苦しみの中でもがいているのだ」という可能性を指摘したのです。

はたしてグレート・サーペント・マウンドを造ったのは誰なのか。それは未だにわかっていません。アデナ期にも、古墳の近くの墓地に加えて、グレート・サーペント・マウンドに似た古墳が建造されていますが、グレート・サーペント・マウンドから採取された木炭には、西暦紀元 1000 年頃というアデナ期よりも後の年代が与えられています。もしそれが事実だとすると、グレート・サーペント・マウンドは西暦紀元 1000 年から 1550 年までオハイオバレーに住んでいたフォートエンシェントの人々によって築かれた可能性があります。この形象墳はサーペントマウンド州立史跡(Serpent Mound State Memorial)内にあり、国定歴史建造物に指定されています。墳墓の近くの博物館はオハイオ州が管理しています。

旅行の前に知っておきたいこと

博物館は独自のカレンダーで運営されています。

1 月から 2 月:休館

3 月:週末の午前 10 時から午後 4 時まで

4 月:毎日、午前 10 時から午後 4 時まで

5 月から 10 月:月曜日~木曜日、午前 10 時から午後 4 時/金曜日~日曜日、午前 9 時から午後 5 時

11 月から 12 月 21 日:週末のみ、午前 10 時から午後 4 時まで

旅行サイト『アトラスオブスキュラ』(Atlas Obscura)に掲載された書き下ろし記事です。

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