- 州:
- ジョージア州
豊かな自然や美しい景色を誇るこれらの島々は、広大な沼地の秋を思わせる色にちなんで名付けられています。
スペインの冒険家は金を求めてジョージア州の南岸沿いにやって来ましたが、代わりに見つかったのは美しいビーチと黄金色に輝く湿地帯でした。現代では、観光客はセントシモンズ島、リトル・セント・シモンズ島、ジキル島、シーアイランドの 4 つの島とジョージア州ブランズウィック沿岸の街で構成されるゴールデンアイルズの文化や歴史と自然の驚異をお楽しみいただけます。グループ最大の防波島であるセントシモンズ島でリラックスした 1 日を過ごし、史跡や自然の美しさやショッピングをお楽しみください。旅行中に島でできるアクティビティをチェックしましょう。
セントシモンズ島の桟橋での1 日の始まり
セントシモンズ島での滞在は、セントシモンズ釣り桟橋(St. Simons Fishing Pier)での人間観察と絶景に心を奪われることから始まります。多くの観光客と地元の人々が、釣りをしたり、海岸から壮大な日の出を眺めたり、あるいはただぶらぶらしたりするために訪れます。釣り桟橋の近くにはマレリーストリート(Mallery Street)とピアビレッジ(Pier Village)があり、小ぢんまりとしたブティックや地元のレストランで買い物や食事をお楽しみいただけます。趣のある店でウインドウショッピングを楽しみ、レストランのパティオから流れる香りに誘われます。ご家族連れの旅行なら、お子様を桟橋から歩いてすぐのネプチューンパーク(Neptune Park)にお連れください。ネプチューンパーク(Neptune Park)にはプレイグラウンド、ピクニックテーブル、ミニ・ゴルフ・コースがあります。お子様はウォータースライダー、ゼロ・エントリー・プール、子ども用プールのあるファンゾーン(Fun Zone)で楽しめます。何よりも、すべてが海に面しているため、島でリラックスした素敵な 1 日を過ごせます。
セントシモンズ島で灯台に登りましょう
マレリーストリートを下ったところにセントシモンズ灯台があります。灯台のてっぺんまで 129 段の階段を上ると、ネプチューンパーク、ジキル島、海岸線が続く絶景に心を奪われることでしょう。このいまだ現役の灯台は、最初は油を使って点灯されていましたが、1934 年に電化されました。まだ最初の第三等不動レンズが使われています。塔の下にある博物館とギフトショップには一見の価値があります。
史跡を訪れてみましょう
灯台から車で約 20 分のフォートフレデリカまで移動します。この要塞はイギリス人の所有権をスペイン人から守るために建設されました。プリンス・オブ・ウェールズ、フレデリック・ルイスにちなんで名付けられ、1736 年 3 月 16 日に防衛基地として設置されました。その設立者ジェームズ・エドワード・オグルソープは、英国の軍事的所有権の防衛に加え、商業や博愛の精神でこの地にやって来ました。最初の入植者はイングランド、スコットランド、ドイツ領から男性 44 人と女性 72 人と子供でした。ほんの数年後には 1,000 人に増加しました。現在、放棄された基地の跡が 1758 年に焼失したため、廃墟だけが残っています。壁の遺物は砂、水、牡蠣の殻を混ぜた「タビー」で作られており、建物のかつての構造をうかがい知ることができます。周囲のスパニッシュモスで覆われたカシの木が、全体を趣のある景観に仕上げています。
要塞からほんの数分のクライスト・チャーチ・フレデリカを訪れてみましょう。この教会は見事なステンドグラスの窓がある十字型の設計で、ジョージア州で最古の教会の 1 つです。元の建物は南北戦争中に破壊されましたが、1889 年にアンソン・ダッジによって、インドへのハネムーン中に亡くなった妻エレンへの追悼のために再建されました。庭の横にはクライストチャーチ墓地があり、初期入植者や有名なジョージア州の人物の墓があります。墓石の最古の日付は 1803 年です。さらに、要塞の近くには少し趣の異なるウェズリー・メモリアル・アンド・ガーデン(Wesley Memorial and Gardens)もあります。ジョン・ウェズリー牧師とチャールズ・ウェズリー牧師(後者は有名なクリスマス讃美歌「天(あめ)にはさかえ(Hark! The Herald Angels Sing)」を作詞)に捧げられた庭園は静かな美しい庭園です。春に訪れると、一斉に咲き誇るアザレアをご覧いただけます。花とスパニッシュモスに覆われた木々に囲まれて、最高の穏やかさをお楽しみください。このメモリアルの中心には、ジョージア州の石で作られたケルト十字があります。
ショッピングと食事
自然の美しさ、砂浜、釣り桟橋、映画館や劇場に加えて、セントシモンズ島には、ジョージア州の海岸で最高のショッピングスポットと受賞歴のある飲食店があります。到着するとすぐに気付くのが、ほとんどすべての店やレストランが大きなチェーン店ではなく、家族経営の店であることです。店員の親しみやすさが、訪れる人へのおもてなしの心をよく表しています。ショッピングでお腹が空いたら、イグアナス・シーフード・レストラン(Iguanas Seafood Restaurant)に立ち寄り、コースタルスタイルで本格的な南部料理を楽しみましょう。クラブケーキや小エビのポーボーイ、シュリンプ & グリッツのプレートなど、地元の漁師が獲った天然のジョージアシュリンプ(Wild Georgia Shrimp)を使った特製料理を味わうことができます。
エネルギーが回復したら、木の精を探しに出かけましょう。島の壮大なオークに隠れた顏の彫刻です。その不気味な顏は、海で命を落とした船乗りの顔を表しています。木の精が見つかる場所はオンラインマップにも示されていますが、自分の力で探すのを楽しむのもよいでしょう。
リトルシモンズ島
リトルシモンズ島への唯一のアクセスは、セントシモンズ島の北端から出るボートです。リトルシモンズ島のロッジには一度に 32 名しか宿泊できないため、グループのプライベートな隠れ家をお探しなら、まさにうってつけです。ロッジに滞在しなくても、ガイド付きの日帰りツアーで、この手付かずの島の景色を楽しむことができます。あるいは、完全に人里から離れて、未開発のビーチの静けさや島の野生生物の美しさに浸るだけでもご満足いただけるでしょう。