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ビーチにもぜひ行かなくちゃ!
東海岸のビーチで試したい最高の体験と言えば、息を呑むような日の出を見ることです。それから興味深い文化と海の歴史にも触れてください。街の決まりで海岸を楽しむには「ビーチバッジ(beach badge)」を購入するようになる前、にぎやかな音楽を流すアイスクリーム販売トラックが登場する前は、ワンパノアグ族などアルゴンキン語族と呼ばれる部族がこの地で栄えていました。歴史的建造物、船や港、そしてコロニアル様式とビクトリア様式と現代の建築様式が入り混じる光景は、この国の歴史を伝えています。北東部のいくつかの最高のビーチと、近くで訪ねておきたいフェデラルランドのおすすめをまとめました。ちょっと寄ってみるだけでも、きっと人生で忘れられない思い出になります。
メイン州
ケネバンクポート
メイン州のビーチの何よりの魅力と言えば、北東部の州の中でも南側のアクセスのいいビーチ(もっと気候が温暖)と比べて、いわゆる商業地に染まっておらず、渋滞や混雑にも邪魔されにくいことではないでしょうか。グースロックス・ビーチなどケネバンクポート付近のビーチも、何マイルも楽しめる砂浜と、「松の木の州(Pine Tree State)」という愛称を持つメイン州でも有数の見事な景色が広がっています。
レイチェル・カーソン国立野生生物保護区内に約80kmにわたって広がる海岸線や、塩性の湿地、河口で、ぜひ野鳥観察、潮干狩り、野生生物の撮影、カヌー、カヤックなどを楽しみましょう。
アーカディア国立公園のサンドビーチ
アーカディア国立公園が、国内でも1、2を争うような魅惑的な手つかずの海岸線が見られる場所であることは、昔からよく知られています。国内有数の激しい岩場の海岸もあります。花崗岩だらけのビーチは実に不思議な光景で、なかなか手ごわいチャレンジの場でもあるのです。肌寒さを我慢できるなら、公園の東側の端に、花崗岩の丘と約250mも続く松の林にはさまれた見事な砂浜があります。
マサチューセッツ州
ケープコッドと付近の島々
マサチューセッツ州にはマーサズ・ヴィニヤードやナンタケットといった島もあり、一番のビーチを決めるのは困難です。ケープコッド国立海浜公園では、何マイルも続く見事な海岸線と、映画で見たような典型的ニューイングランドの景色が楽しめます。家族連れでも、自然愛好家でも、ハイキングや冒険を楽しむ人でも、きっと退屈しないでしょう。ケープコッド運河沿いでも、楽しめるチャンスがたくさん見つかります。
パラソルが並んだ砂浜でくつろぐのもいいですが、ステルワーゲン礁国立海洋保護区にもぜひ行ってみてください。ここは東海岸のホエールウォッチングの発祥地。マサチューセッツ湾の河口から、ザトウクジラ、ナガスクジラ、そして絶滅危惧種のセミクジラが見られる地として、世界でもかなり特別な場所なのです。丸1日かけて満喫したいなら、「ホエール・ウォッチング・ツアー」から予約を入れてください。
ニューハンプシャー州
ライビーチ
ニューハンプシャー州の最初の開拓地、ライは、高級住宅地ながらも牧歌的な雰囲気がある町です。そのライにあるライビーチは、ニューイングランドの住民にとって人気の観光地。「ビーチタウン」と言われてニューハンプシャーを思い浮かべる人はほとんどいないのですが、ここは典型的なニューイングランドのビーチに望むすべての特質――景色、歴史、そしてはるかに続く砂浜――を備えているのです。
太陽と海水をたっぷり浴びたら、ニューハンプシャーの美しい地域を他にも探検してみましょう。ニューイントンのグレートベイ国立野生動物保護区や、楽しい芸術の街ポーツマスなど。
ニュージャージー州
ジャージーショア
ニュージャージーと、その周辺の中大西洋地域は、ハリケーン・サンディの猛威に見舞われました。けれどニュージャージーの海岸は、昔ながらの夏を楽しみたい観光客を歓迎できるまでに回復しています。ソルトウォータータフィー、アイスクリーム、そして国内でも最高級のピザを試してみませんか? 細長い砂州に広がる典型的な「ボードウォーク」の光景がここにあります(ボードウォークはありませんが、ロングビーチ島南端にあるアイランドビーチ国立公園は、自然愛好家なら喜ぶこと間違いなしです)。
ジャージーショアでは、カニ釣りや魚釣り、水泳、サーフィン、ボートなど、家族がビーチで楽しみたいあらゆるアクティビティが最高の条件で楽しめます。注意:大半のビーチは2013年の戦没者追悼記念日の時点で観光客の受け入れ態勢が整っていましたが、引き続き、旅行を計画する前に地元の様子を確認するのが賢明です。
ジャック・クストー国立河口研究保護区
約450平方kmのジャック・クストー国立河口研究保護区に行ってみましょう。ボートや徒歩で保護区内を探検したり、美術館「タッカートン・シーポート・ミュージアム」の展示「ライフ・オン・ザ・エッジ」を観に行くのもおすすめです。
ゲートウェイ国立レクリエーション地域のサンディフック
ニューヨークで行くべき場所のリストに、ぜひゲートウェイ国立レクリエーション地域を入れてください。サンディフックと呼ばれる一帯もその一部です。
ニューヨーク
ゲートウェイ国立レクリエーション地域
ゲートウェイ国立レクリエーション地域には、スタテン島と、ブルックリンに位置するジャマイカ湾と、ニュージャージー州に含まれるサンディフックという3つのユニットがあり、ニューヨークシティ内外でのキャンプが楽しめる場所です。ビーチで1日のんびりしたり、サイクリング、釣り、カヤック、野鳥観察(325種以上が飛来します)を楽しんだりできるほか、フォート・ワズワースでアメリカ革命時代を感じたり(この砦は英国の拠点でした)、フロイド・ベネット・フィールドでもう少し近年の時代を振り返ったり(歴史的な航空機があります)してみましょう。夕刻になったら水面の向こうにそびえるマンハッタンの景色を眺めるのもいいですし、ディナーを食べにいくかブロードウェイのショーを観に行くのもいいですね(マンハッタンと行き来する公共交通機関の運行は季節によって異なります)。
モントーク岬
ハンプトンズを代表する場所の1つがモントークです。人気のビーチリゾートらしい雰囲気、魅力、アメリカらしさに加えて、ぜひ探検したい自然が広がっています。
ニューヨーク州最古の灯台、モントーク岬灯台を訪ねるのをお忘れなく。1792年に、ジョージ・ワシントン大統領時代の第2次大陸会議の承認を受け、1796年11月に完成しました。合衆国指定歴史建造物であり、今も現役で船舶の航行を助けています。
近くのアマガンセット国立野生動物保護区まで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。0.15平方kmの一帯に、驚くほどの数の希少植物や、さらにたくさんの種の鳥が生息しています。
ロードアイランド州
ブロック島
ロードアイランドから20km、モントーク岬からも20km東に行ったところに、アウターランズの中心に位置するブロック島があります(アウターランズとは、マーサズ・ヴィニヤード、エリザベス諸島、ブロック島、ロングアイランド、その他の小島を含む列島のことで、ブロック島には「ブロック島国立野生動物保護区」があります)。フェリーに乗って、ニューイングランドを代表するこの一帯を訪ねてみましょう。
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