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- ノースカロライナ州
初めて訪れる場所で見つけられるものを、前もって下調べができないことがあります。
「ノースカロライナ州の心臓部(Heart of North Carolina)」として知られる地域には、ランドルフ郡にアーチデール、アッシュボロ、フランクリンヴィル、リバティー、ラムスーア、ランデルマン、シーグローヴ、ステイリー、トリニティなどの市や町があり、魅力的な人々、場所、アクティビティに満ちています。その魅力とは、ノースカロライナ動物園から聞こえてくる動物の鳴き声、ウハーリー山脈から流れてくる温かいそよ風、それとも、他の町や市へのアクセスの良さかもしれません。なだらかにうねる丘陵地帯、鬱蒼たる緑地地帯、気さくな地元の人々が、私を新たなお気に入りの場所にいざなってくれました。
楽しいノースカロライナ動物園
動物が大好きな私は、真っ先に、アッシュボロにあるノースカロライナ動物園(North Carolina Zoo)で、世界最大の自然生息環境動物園として認められているものをこの目で確かめに行きました。園内ツアーを予約し、地元ではパーゴトリー山(Purgatory Mountain)と呼ばれている約 890 ヘクタールの敷地をガイドとともに巡りました。車でのツアーは最高の気分でした。サイ、象、レイヨウ、ダチョウ、キリンなど、すばらしい動物たちを見ることができました。
でも、それだけではありません。この動物園の R.J レイノルズ鳥類館(R.J Reynolds Aviary)には 300 種以上の鳥が飼われており、ゴリラの生息環境、アメリカで最大の北極熊も展示されています。
アッシュボロのノースカロライナ動物園の堂々とした象。
シーグローヴ:アメリカの陶芸の中心地
何度か陶芸にトライしたことがあり、自宅には「抽象」作品と呼びたくなるような代物が数点飾ってあります。でもここシーグローヴでは、本物の陶芸作家が非常に美しい作品を製作しており、それを購入することができます。シーグローヴには、約 24 キロメートルの間に 70 軒以上の陶磁器店があります。州間高速道路 73/74 号線をはずれたところにある、この町のビジターセンターに行くと、詳しい情報が手に入ります。
私は、ノースカロライナ州で最も古い陶芸店、オリジナル・オーウェンズ・ポタリー(Original Owens Pottery)に立ち寄りました。このログハウス風の店内に足を踏み入れたときは、うれしい驚きを感じました。赤い文字の署名が入ったあらゆる種類の食器類が所狭しと並べられていたからです。オーウェン氏自身が店内を簡単に案内しながら、一番よく売れる製品を教えてくれたり、家族の歴史を話してくれたりしました。
ランドルマンにある NASCAR の伝説的ドライバー、リチャード・ペティの家
私はずっと F1 のファンでしたが、アメリカの南部の NASCAR こそ最高です。7 回優勝したリチャード・ペティは、ランドルマンでその栄誉を称えられています。ペティ博物館(Petty Museum)の入り口で、ペティとともに成長した数人の南部美人の歓迎を受けました。伝説のドライバーと彼の家族について知ったのはまさにここです。この博物館は、NASCAR ホール・オブ・フェイム(NASCAR Hall of Fame)でも紹介されているペティ家の 4 人の家族に対しても敬意を表しています。ペティ家の家屋、彼が実際に使用した自動車が展示されているペティのガレージも見学しました。
ノースカロライナ州ランドルマンにある有名ドライバーを称えるペティ博物館。
アッシュボロのダウンタウン:おいしい食事、ショッピング、山の眺め
ディナーのために、アッシュボロのダウンタウンの歴史地区のビアズ・グルメ・ハードウェア(Bia’s Gourmet Hardware)に向かいました。モダンでありながら素朴な雰囲気の店内で、すばらしい食事を楽しみました。シェフのビアが私のところに来てくれて、メニューの絶品料理を説明し、世界中のおいしいものに合うワインとカクテルを教えてくれました。ビアは、アッシュボロ地区の農家や業者のサポートにも尽力しています。
ディナーの後にはアッシュボロのダウンタウンを散策しました。日中にもう一度来るつもりでいたので、アート、アンティーク、宝飾品、衣類、そしてもちろん陶芸品にあふれた地元の商店を下調べしました。
ノースカロライナ州の心臓部は、南部の魅力、美しい山の風景、見どころ、文化が融合していて、すがすがしい山の空気のように、ストレートに心に響きます。刺激を受けて楽しい気分のまま、大切な人へのおみやげを抱え、家路につきました。
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