- 州:
- コロラド州
「マイル・ハイ・シティ」として知られるデンバーは、歩行者にやさしい都会の冒険に満ちた遊び場です。
デンバーには、ハイキング、サイクリング、ライブ、アート、演劇、ショッピング、最高のグルメシーンなどすべてがそろっています。年間 300 日間街に降り注ぐ陽光を浴びてみませんか。ロッキー山脈の眺めも格別です。星空の下、息を呑むような絶景のレッドロック野外劇場（Red Rocks Park & Amphitheatre）でのコンサートを体験してみませんか。道中は、デンバーの思い出となるような数々の最新のグルメスポットで、食べ物や飲み物の補給をお忘れなく。
今と昔が出会う場所ラリマースクエア
デンバーのラリマースクエア（Larimer Square）は、ショップ、レストラン、バー、クラブが集まるにぎやかなスポット。ここはコロラド州が準州になる前に創設された市の最初の区画でした。今や街のファーム・トゥ・テーブル（農地直送）の中心地となったラリマースクエアは、アウトドアダイニングや頭上にきらめく電飾などで盛り上がっています。ジェームス・ビアード賞の受賞歴のあるシェフ、ジャニファー・ジャシンスキが主導するリオハ（Rioja）では、産地直送の食材を使った地中海料理を提供しています。レストランの屋外ダイニングエリアは、ドリンクや、うさぎのフラットブレッドや自家製の蛸のファルファッレ、コロラド州産ラムロインのグリルなどの革新的な料理を楽しむのにぴったりです。
ラリマースクエアなら、小さなショップやシェフ主導のレストランなど、好みのものがきっと見つかります
デンバーユニオン駅：交通とグルメの中心
デンバーの洗練された交通の中心、デンバーユニオン駅はグルメスポットでもあります。デンバー国際空港から鉄道を利用して、デンバーユニオン駅まで乗り換えなしで行くことができます。歴史的な建造物のなかには、独特なレストランとマーケットが一体となったマーカンタイルダイニング＆プロビジョン（Mercantile Dining & Provision）をはじめとする、多くのレストランやバーがあります。レストランでは、定評ある自家製パスタなど、上質ながらどこかほっとするような料理を提供する一方で、欧州スタイルのマーケットでは職人のつくったシャルキュトリ、缶詰、保存品のほか、フリューションファーム（Fruition Farms）のシェフ、アレックス・サイデルによる製品なども扱っています。
改装された歴史的建造物で、アンティークの美と現代のスタイルが融合しているデンバーユニオン駅
ファーム・トゥ・テーブル（農地直送）にまつわる物語
夕食のお供に面白いお話はいかがですか？ローワーダウンタウン歴史地区（LoDo）にあるオフィリアズ・エレクトリック・ソープボックス（Ophelia’s Electric Soapbox）を訪ねれば、誰しもファーム・トゥ・テーブル（農地直送）について語りたくなることでしょう。19 世紀のかつての売春宿では、カルボナーラフラットブレッドや、ブローデルバーガーなど、環境にやさしい食材を使う料理が特徴でした。オフィリアズ（Ophelia’s）の姉妹レストランであるリンガー（Linger）は、かつて葬儀場だった場所で、アフリカ、アジア、南北アメリカ料理などの世界の食べ物に影響を受けた料理を提供しています。ザ・ソース（The Source）にあるエーコーン（Acorn）もおすすめです。ライノ（RiNo）の略称で知られるリバーノース地区にあるザ・ソースは、1880 年代の製鉄所を利用したグルメな食材を扱うマーケットです。エーコーンでは、オークで焼くグリルや季節のメニュー、山の景色が楽しめます。
デンバーのレストラン「エーコーン」で提供される、家族でシェアできる料理やアントレの季節のメニュー
デンバーのビアトレイル
クラフトビール愛好家にとって、デンバーは天国のような場所です。ガイドいらずのデンバー・ビア・トレイル（Denver Beer Trail）には、クラフトビール醸造所が立ち並びます。ほとんどは徒歩圏内の市内中心部にあり、ブリューパブや併設のバーも数多くあります。デンバー・ビア・カンパニー（Denver Beer Co.）の巨大なパティオで日光浴を楽しんだり、ライノのブルー・ムーン・ブルーイング・カンパニー（Blue Moon Brewing Company）内のバーで人気の一杯を味わったり。デンバーで最初のクラフトビール醸造所、ウィンクープ・ブルーイング・カンパニー（Wynkoop Brewing Company）で飲みながらビリヤードを楽しむのもおすすめです。
デンバー・ビア・カンパニーの屋外のピクニックテーブルがある広いスペースでは、友人とくつろいだり、地元の人々と交流したりできます
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