- 州:
- イリノイ州
次から次へと驚異に遭遇し、一日中過ごせる人気の博物館。
ガラパゴスセクションを訪れ、光り輝く宝石の廊下を通り、アメリカ先住民のアースロッジに入ってみたり、太平洋諸島の精巧なお面を見てみたりしてみましょう。イリノイ州シカゴという活気ある都市のワールドクラスの自然史博物館、フィールド博物館では見るものも体験することもたくさんあります。巡回展から膨大な所蔵品まで、フィールド博物館では神聖なホールにさまざまな居住環境、文化、植物、動物が展示されています。この解説を、このすばらしい教育科学機関のフィールドガイドとして、ぜひご活用ください。
地勢の学習
世界最大のティラノサウルスの化石として知られる「スー」にとって、フィールド博物館(The Field Museum)以上の安住の場はありません。スーは体長 12 メートル、立つと 4 メートルあり、復元された頭蓋骨には剃刀の刃のように鋭い 58 本の歯があります。スーの 270 キログラムを超える本物の頭蓋骨は上の階のアルコーブに展示されています。この完全無欠な骨格を上から見ることは難しいですが、博物館のジオラマと展示でより詳しく見ることができます。ハイエナが展示されているアジアの哺乳類の展示室に向かうか、「古代エジプトの内側」でミイラを見学します。ネイチャーウォーク(Nature Walk)では、動物や植物を観察しながら歩きましょう。マオリ族の集会所内部での生活について学んだり、「太古のアメリカ大陸」を訪れたりすることもできます。
イリノイ州シカゴにあるフィールド博物館で「スー」を見学
地球の歴史
「Evolving Planet(地球の進化)」展示に向かい、地球の 40 億年の歴史を学びます。恐竜ホールまで歴史をたどって行くと、ナマケモノの骨格、巨大熊、類人猿が次々に目の前に現れます。ここには、主要な恐竜のほとんどすべてが展示されています。アニメーション、対話式展示、再現された海の様子、膨大な化石のコレクションもあります。博物館のこのセクションでは、展示品を間近で見られるだけでなく、実際に操作して体験することができます。
イリノイ州シカゴにあるフィールド博物館のすばらしい展示
サイエンスハブ
フィールド博物館は、充実したコレクションと展示品が見学できる単なる自然史博物館ではありません。純粋な研究機関であり、あらゆるバックグラウンドをもつ科学者が協力して新しい発見に挑んでいます。グレンジャー・サイエンス・ハブ(Grainger Science Hub)では、来館者は博物館の 3000 万点の所蔵品の中でも特にすばらしい数点を見ることができます。科学者に質問に答えてもらったり、彼らの研究について聞いてみましょう。この博物館の発見チームが、カートから手に取ることができる標本を取り出し、来館者の科学的思考を刺激する質問をします。DNA を発見し、地元の野生生物について学び、犯罪を解決し、地球最古の鉱物のいくつかを分析しましょう。フィールド博物館で体験できることに限界はありません。
イリノイ州シカゴにあるフィールド博物館で新発見