- 州:
- ミシシッピ州
ミシシッピ州の小さな町にあるマペット博物館は、ジム・ヘンソンの最も愛された作品のルーツを紹介しています。
1936 年にミシシッピ州グリーンビル近郊で生まれた有名な空想家であり操り人形師であるジム・ヘンソンは、リーランドの湿地帯で遊んで大きくなりました。この小さな町は、ヘンソンとカエルのカーミットをテーマにした常設展示を設け、ヘンソンの一番の有名作品の生まれ故郷であることを高らかに宣言しています。リーランド商工会議所(Leland Chamber of Commerce)の 2 部屋を利用したこの小さな博物館には、ジム・ヘンソンが生んだカエルのカーミットを称えるパペットやゆかりの品々が展示されています。伝えられるところによれば、ヘンソンは子供時代にリーランドの動植物に親しみ(その中にはもちろんカエルも)、最終的には彼の少年時代の友達カーミット・スコットと知り合いになりました。カエルのカーミットは彼をモデルにしていると言われています。
オリジナルのカエルのカーミットを見学できる場所
リーランドの町が小さなマペット博物館を開設したとき、マペットに関する資料やグッズ、人形、ゆかりの品のコレクションに加えて、マペット 3 体(ドクターティース、スウェーディッシュシェフ、チェスター・ザ・ラット)のオリジナルが博物館に贈られました。残念なことに最初に博物館に収蔵された 3 体のパペットはジム・ヘンソン・カンパニー(Jim Henson Company)に返却しなくてはなりませんでしたが、後日ヘンソンの妻ジェーンによってカーミットの人形が寄付されました。
誇らしげな生まれ故郷は両生類のスターのルーツを紹介するために現在も公開されており、街にはカーミットの誕生を記念する常設のプレートもあります。展示を訪れたゲストは、カーミットの巨大なぬいぐるみに寄り添って写真を撮ることもできます。
旅行の前に知っておきたいこと
博物館の開館時間は、月曜日から土曜日は午前 10 時から午後 4 時まで、日曜日は午後 2 時から午後 5 時までです。入館は無料です。
旅行サイト『アトラスオブスキュラ』(Atlas Obscura)に掲載された書き下ろし記事です。