- 州:
- ルイジアナ州
バトンルージュの人々は独自の方法で季節の変わり目を感じます。
たとえば、牡蠣を見かけることが減ってクロウフィッシュが出てきたという話題が多くなると、冬が終わりに近づき春がそこまでやってきていることを感じるのです。実際にルイジアナ州の州都には、冬の牡蠣、春にピークを迎えるクロウフィッシュなどの淡水の甲殻類、夏の味覚ブルークラブ、1 年中さまざまな種類が登場するエビと、昔から 4 つの「シーフードの季節」があります。地元産の旬の食材を使った獲れたての味わいは、バトンルージュの活気あるダイニングシーンを盛り上げるのに役立っています。次の方法で実際に確かめてみてください。
ケイジャン料理とクレオール料理
バトンルージュはケイジャン料理とクレオール料理の味が交差する場所。どちらもの料理もルイジアナ州を代表する食と称されています。この 2 つの料理には共通する食材やレシピ名もありますが、調理スタイルは異なっています。素朴なケイジャン料理と洗練さにこだわるクレオール料理。でも、バトンルージュに来たらどちらか 1 つを選ぶ必要はありません。ここのメニューには、ルイジアナ州産のぷりぷりのエビと酸味と辛さが合わさった複雑な味のクレオールスタイルのレムラードソース添えや、濃いルーにエビ、たっぷりのカニ肉、米を混ぜたボリュームたっぷりのシーフードガンボなどが並んでいます。
市場の中の食堂では、作りたての料理をその場で食べさせてくれます。ケイジャンとクレオールのミックススパイスはお土産に最適です。

レストランと市場
食料品店兼デリを営むトニーズシーフード(Tonys Seafood)では、バトンルージュの旬のシーフードを毎日楽しむことができます。新鮮なシーフードやミックススパイス、温かいランチを買うこともできます。カニやクロウフィッシュの身がたっぷり詰まったおいしいパイ、3 種類のガンボ、牡蠣またはエビを挟んだポーボーイサンドイッチを味わってみましょう。トニーズシーフードは、ブーダンなどのケイジャン料理の名物を味わうにもおすすめです。ケイジャンのソーセージは豚肉と米を混ぜて作るのが普通ですが、この店では柔らかいクロウフィッシュまたはエビやカニの身が使われることがあります。
ミッドシティ地区にあるパランス・シーフード・レストラン(Parrain's Seafood Restaurant)では、質の高いシーフードが注文を受けてから調理されます。ナマズやザリガニ、エビ、カニを主役に、スープやサラダからパスタや大皿料理まで、名物料理が揃っています。ルイジアナ州の伝統的な食肉市場を現代風にアレンジしたシティポーク(City Pork)でも、シーフードをメニューに取り入れています。ザリガニの前菜に、自家製シャルキュトリをあわせましょう。
トニーズシーフードは、茹でただけのシンプルな食べ方から、クロウフィッシュパイまで、クロウフィッシュを味わうのに絶好の場所です。

バトン・ルージュ・フード・ツアー
バトンルージュのダウンタウンは、この街のダイニングシーンを象徴する場所です。レッド・スティック・アドベンチャーズ(Red Stick Adventures)のオール・アバウト・バトンルージュ・フード・ツアー(All About Baton Rouge Food Tour)に参加して、グルメ事情の見学に出かけましょう。ガイド付きのウォーキングツアーでは、家庭的なガンボやシーフードを挟んだポーボーイから、グルメなシュリンプ&グリッツまで、さまざまなレストランや食堂を訪れます。
シティポークなどバトンルージュのレストランでは、新鮮なシーフード料理や自家製の前菜プレートなどの地元の名物料理を楽しめます。

アクセス方法
国際線を利用する場合、アトランタ、ヒューストン、またはダラスで乗り継いで、バトンルージュメトロポリタン空港に入ります。ダウンタウンから空港まではわずか 11 キロです。バトンルージュのダウンタウンから 116 キロ離れたルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港も、バトンルージュやルイジアナ州のその他の周辺都市への玄関口として利用できます。
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