アスペン／スノーマスでサマーバケーション

ハイキング、マウンテンバイキング好きには夢のパラダイスの夏のアスペン／スノーマス。その新鮮な空気の中で、緑生い茂る山々の美を讃賞しながらのアウトドアアクティビティは、まさに言葉に表せないほどです。数えきれないほどのトレイルの中から簡単なコースから本格的なコースまでチョイスは自由。中でもスノーマスビレッジのリムトレイルは是非おすすめです。頂上から見渡せる、スノーマスビレッジの３６０度の眺望は見事そのもの。地元の人の話しによると、ここではよくヨガリトリートが行われるそうです。こんな静穏な場所ならではだな、と納得する私でした。アスペンのハンタークリークもおすすめのハイキングスポットです。真緑の平原を眺めながら、のどかな小川に沿ったパスを歩いていると、時間を忘れ、永遠とハイキングを続ける私でした。アスペン／スノーマスではマウンテンバイキングもとっても気持ちがよくて最適です。

次に、自然公園マルーンベルを訪れてみました。車を止めてトレイル沿いに歩くと、目の前に広がるのは、美しい湖、マルーン湖。湖を囲むようにそびえ立つ山々が、湖面にその姿を映らせています。足を止めてその美しさにすっかり陶酔してしまった私。絵画がそのまま額縁から抜け出てきたようでした。

思いっきりハイキングをエンジョイした後は、アスペンのダウンタウンへ戻り、ゴンドラに乗って山頂まで上がることに決めた私。足を休めながらゴンドラからの景色を眺めていると、たったの１５分で山頂に到着。冬に見た銀世界から緑一色の変身に絶句しながら、息を飲むほどの見事な眺望をただただ見つめる私でした。

アスペン／スノーマスでは、夏の間たくさんのイベントやフェスティバルが開催されます。

夏の間毎週水曜日、地元の人や旅行客が楽しみにしているスノーマスロデオに御邪魔してみました。数々のエキサイティングな競技の中でも私の一番のお気に入りは、子供たちの競技の、カーフスクランブルとマトンバスティング。特にカーフスクランブルは、子供たちが一斉に走り、小牛の尻尾に結ばれたリボンを競争して勝ち取るというもので、とにかく頼もしい光景でした。ディナーはもちろんバーベキュー。バーベキューリブをオーダーすると、大きいお皿に８本ものリブが豪快にやってきました。「アメリカ」をとっても満喫できた夜でした。

チャーミングなアスペンのダウンタウンには全てが揃っています。可愛い街並を散歩するのが大好きな私にとって、ここは大好きな一角。特に街とその背後にそびえ立つ緑色の山々のコントラストが素敵です。いつもお天気がいいので、ほとんどのレストランやカフェで屋外ダイニングが楽しめます。私たちも歩き回ってちょっと疲れたところで休憩をとることにしました。太陽の下で心地いいソファーに座って、冷えたコロラド産のビールを一杯。気分爽快でした。

アスペン／スノーマス間を行き来する、早朝２時まで走るシャトルバスは無料、スノーマスビレッジモールを行き来するゴンドラも無料と、とにかくサービス精神旺盛なアスペン／スノーマス。美しい自然の中で心からリラックスできる夏の休暇にはまさに完璧な旅行先です。