Skip to main content
サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島に上陸
1 / 1
  • 州:
    カリフォルニア州

サンフランシスコには、ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)、有名なケーブルカー、ビクトリア朝様式の邸宅が並ぶ一画、通称「ペインテッドレディーズ(Painted Ladies)」など、多くの魅力的な名所があります。

数えきれないほどの丘があり、さまざまな顔をもつ開放的なこのかわいらしい町は、不名誉な面ももっています。いわゆるアルカトラズは、サンフランシスコ近郊の島の物語に満ちた過去、悪名高き受刑者、ドラマチックな設定が多くの人々を引き付ける、アメリカで最も魅力な名所です。軍事刑務所となった 1907 年以降、アルカトラズは 20 世紀の極めて狡猾な罪人を何人も収監してきました。アルカトラズクルーズでゴールデンゲート国立保養地(Golden Gate National Recreation Area)、刑務所、アルカトラズ島をセットで訪れることができます。アルカトラズクルーズは、「ザロック」(The Rock’s)の豊かな歴史をひも解くツアーを毎日開催する唯一の業者です。

歴史の宝庫

この島には 150 年以上の歴史があります。アルカトラズ(Alcatraz)は 19 世紀中ごろから 使われていました。最初は南北戦争の軍事要塞として、アメリカ西海岸の最初の灯台としての役割を果たしていました。その後、軍事刑務所として、最終的に国家の最も恐ろしい連邦刑務所となりました。アルカトラズ刑務所は 1963 年にその役目を終え、10 年後に一般に公開されました。現在は、アルカトラズクルーズ(Alcatraz Cruises)で年間 170 万人以上の人がこの島を訪れます。海鳥を観察に来る自然愛好家から、刑務所の過去を調べ尽くす歴史マニアまで、目的はさまざまです。ボランティアが島の構造と環境を保護するために働いています。

アルカトラズ島のウォーデン署長の家からの日の出の風景

アルカトラズ島のウォーデン署長の家からの日の出の風景
詳細を表示

ツアーの種類

アルカトラズクルーズは、この島へ渡る唯一の認可業者として、毎日頻繁にツアーを実施しています。誰もが存分に楽しめること請け合いです。 アーリー・バード・ツアーに参加すれば、混雑をさけることができます。もっと遅い時間の通常のデイツアーもあります。どちらも役に立つ視聴覚ガイドを利用し、刑務所内と庭園を見学できます。 アルカトラズ島でさらに刺激を求めるなら、夜に訪れましょう。島の周りを詳しい解説付きのボートツアーで巡り、刑務所の本館をガイドツアーで見学し、最後にとっておきのスペシャルプログラムがあります。ビハインド・ザ・シーンズ・ツアー(Behind-the-Scenes Tour)は所要時間約 5 時間、推測の余地をまったく残さない徹底的なツアーです。すべての伝説を聞き、一般に公開されていないエリアに立ち入り、受刑者の目を通してアルカトラズの真実を目撃します。どのツアーも、90 日前までの予約をおすすめします。

アルカトラズクルーズで船上から風景を楽しむ観光客

アルカトラズクルーズで船上から風景を楽しむ観光客
詳細を表示

事前のリサーチで快適な旅を

クルーズはアルカトラズランディング 33 番埠頭(Pier 33 Alcatraz Landing)から頻繁に出ています。ここへは公共交通機関を利用していくのが一番いいでしょう。アルカトラズランディング 33 番埠頭では駐車スペースが限られており、しかも早い者勝ちです。この島の天気は刑務所同様におぞましいことがあるので、訪問中快適に過ごすために、ジャケットと日焼け止めクリームを忘れずに持参しましょう。島では食料も飲料も一切売られていませんが、刑務所の見学ツアーのエネルギー補給に、デッキでボックスランチを楽しむこともできます。必ず履きやすい靴で出かけましょう。移動の途中は岩がちで急な坂もあります。移動に介助が必要な方は、サステイナブル・イージー・アクセス・トランスポート(Sustainable Easy Access Transport:S.E.A.T.)のシャトルを利用して、アルカトラズ島を巡ることができます。

アルカトラズ連邦刑務所の史跡を徒歩で巡る人々

アルカトラズ連邦刑務所の史跡を徒歩で巡る人々
詳細を表示

アクセス方法

アルカトラズ島へは、空路でサンフランシスコ国際空港(SFO)へ向かいます。アルカトラズクルーズは、空港から 1 時間のフィッシャーマンズワーフ(Fisherman's Wharf)のアルカトラズランディング 33 番埠頭から頻繁に出ています。