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歴史あるアメリカのホテルで生まれた古典的なアメリカ料理に挑戦
アメリカの象徴的な食べ物や飲み物の中には、 ヒストリック・ホテルズ・オブ・アメリカで生まれたものもあります。 自慢の逸品を提供し続けるホテルと館内レストランをご紹介します。
1. ボストン・クリーム・パイ
1856 年にボストンのオムニ・パーカー・ハウス(Omni Parker House)のパーカーズレストラン(Parker’s Restaurant)で考案され、マサチューセッツ州公式デザートとなったチョコレートフロスティングをかけたカスタードたっぷりのケーキ。 バター風味のソフトなパーカー・ハウス・ロール(Parker House Rolls)も同じくここで誕生しました。 フランクリン・ルーズベルト元アメリカ大統領がホワイトハウスのディナーで提供することを求めた 1933 年まで、そのレシピは秘密にされていました。
マサチューセッツ州のとびきり甘いデザートを味わったことはありますか。

3. ホットブラウン
ケンタッキー州ルイズビルにあるブラウンホテル(The Brown Hotel)のディナーダンスは、1920 年代に人気を博しました。 お腹を空かせたダンサーのためにと、ホテルのシェフが考案したのが、しっとりと焼き上げたローストターキー、カリカリのベーコン、トマトを載せ、風味豊なモルネーソースをたっぷりかけたこのオープンサンドです。
4. ピニャコラーダ
なめらかでクリーミーなピニャコラーダは、ラム酒、ココナッツクリーム、パイナップルジュースをブレンドしたカクテル。プエルトリコのサンフアンで、火照った体をクールダウンするのにぴったりです。 1954 年にバーテンダーのラモン・マレーロが考案して以来、このドリンクはカリブ・ヒルトン・サンフアン(Caribe Hilton San Juan)を訪れる人の喉を潤してきました。 今では、昔ながらのピニャコラーダだけでなく、モダンなアレンジバージョンも数多くあります。
5. トマトジュース
シェフのルイス・ペランは、オレンジジュース不足からヒントを得て、1917 年にインディアナ州フレンチリックにあるフレンチ・リック・スプリング・ホテルでトマトジュース(French Lick Springs Hotel)を考案しました。 シェフに敬意を表して、同ホテルのレストランやラウンジでスパイシーなブラッディマリーをどうぞ。
6. ウォルドーフサラダとエッグベネディクト
ニューヨーク州ニューヨーク市にあるウォルドーフアストリア(Waldorf Astoria)内のオスカーズ・アメリカン・ブラッスリー(Oscar’s American Brasserie)は、伝説の支配人、オスカー・チルキーにちなんで名付けられました。 1800 年代、チルキーは、シャキシャキのリンゴ、セロリ、クルミを辛味のあるマヨネーズで和えた「ウォルドーフサラダ」を考案しました。 チルキーはまた、トーストしたイングリッシュマフィンの上にポーチドエッグ、ハム、滑らかなオランデーズソースを載せた人気の朝食、エッグベネディクトの誕生にも一役買っています。
ウォルドーフサラダとは... シャキシャキのリンゴ、セロリ、クルミを辛味のあるマヨネーズで和えたもの。

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