スー・セント・マリー ミシガン州
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ミシガン州最初の街を探索
壮麗な海洋文化
スー・セント・マリーと言えばスーロックス(Soo Locks)。水位差約 6 メートルのスペリオル湖(Lake Superior)とヒューロン湖(Lake Huron)の間で、水の力を利用して船舶などを上昇/下降させる運河システムです。160 年前に造られたこの運河は、五大湖地域で流通する 8 トン以上の穀物や石炭、鉄鉱石などの重要な自然資源を運ぶ通路となっています。スー・ロックス・ボート・ツアーズ( Soo Locks Boat Tours)の船でこのルートを辿り、川を探索しましょう。陸に戻れば、スー・ロックス・コンプレックス(Soo Locks complex)には美しい公園と解説付きのビジターセンターがあります。古い貨物船を利用した海洋展示館のミュージアム・シップ・バレー・キャンプ(Museum Ship Valley Camp)、ホワイト・フィッシュ・ポイント灯台(Whitefish Point Lighthouse)のグレートレイク難破船博物館(Great Lakes Shipwreck Museum)も訪れてみましょう。ポイントイロコイ灯台(Point Iroquois Lighthouse)の 20 メートル近い塔のてっぺんに上がり、スペリオル湖とスー・セント・マリーを回ります。
自然の驚異
スペリオル湖のキラキラ光る淡水は、水泳、ボート、釣りに利用されています。湖畔のビーチや公園は、のんびり散策したり、水辺でリラックスするのにうってつけです。タークアメノンフォールズ州立公園(Tahquamenon Falls State Park)の轟音とともに岩の上を流れる滝にも、母なる自然が見て取れます。アッパー滝(Upper Falls)は15 メートル下の川へ流れ落ちます。美しさを増しながら連続して流れ落ち、小さな滝を形成しているのがロウワー滝(Lower Falls)です。公園には、ハイキングトレイルや手漕ぎボートのレンタルがあり、食べ物やお土産を販売されています。ハイキングや野生動物観察にぴったりなハイアワサ国立森林公園(Hiawatha National Forest)で、森の奥を探索しましょう。
北アメリカの文化
ネイティブアメリカンは、スー・セント・マリー最初の住人。街を取り囲む水域や森で獲れる豊富な食物を糧として暮らしていました。近隣や遠方からやって来たいくつかの部族が、ザ・スーに集いの場を見出したのです。今日では、観光客が毎年開催されるお祭り、パウワウ(Pow Wow)に参加し、地元の博物館を訪れ、ネイティブアメリカンから「バーウェイティング(「スー・セント・マリー」を意味する先住民語)」で暮らした彼らの先祖の話を聞くことができます。高さ 64 メートルのタワー・オブ・ヒストリー(Tower of History)を高速エレベーターで昇り、カナダの大自然へと続く街の景色を堪能したら、2 階建ての博物館で周辺文化にまつわる展示物を鑑賞しましょう。
おもしろ情報

スー・セント・マリーからは、五大湖のうちスペリオル湖、ヒューロン湖、ミシガン湖の3つまで車で1時間です。

アメリカ先住民族のチペワのスー族がこの地域に最初に定住しました。
写真提供:Sault CVB

スー・セント・ マリーの年間平均降雪量は 304 センチです。
写真提供:スー CVB

旅のアイデア スー・セント・マリー
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