スー・セント・マリー ミシガン州
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ミシガン州 Michigan 最初の街を探索
壮麗な海洋文化
スー・セント・マリーと言えばスーロックス(Soo Locks)。水位の高いスペリオル湖(Lake Superior)と水位の低いヒューロン湖(Lake Huron)との差約 6 メートルの間で、一連の門と閘室を利用して、船舶などを上昇および下降させる運河システムです。最初の閘門はほぼ 170 年前に建設され、今日では毎年五大湖地域に流通する 800 億キログラム以上の商品を運ぶ水路として使われています。スー・ロックス・ボート・ツアーズ(Soo Locks Boat Tours)の船に乗って川を航行することで、同じルートをたどることができます。陸に戻れば、スー・ロックス・コンプレックス(Soo Locks complex)には美しい公園と解説付きのビジターセンターがあります。古い貨物船を利用した海洋展示館のミュージアム・シップ・バレー・キャンプ(Museum Ship Valley Camp)、ホワイト・フィッシュ・ポイント灯台(Whitefish Point Lighthouse)のグレートレイク難破船博物館(Great Lakes Shipwreck Museum)にも立ち寄ってみましょう。スペリオル湖とスー・セント・マリーの素晴らしい眺めを楽しむにはポイントイロコイ灯台(Point Iroquois Lighthouse)の 20 メートル近いタワーの最上階まで登ります。
自然の驚異
キラキラ光る淡水のスペリオル湖では、水泳、ボート、釣りを楽しめます。湖畔のビーチや公園は、のんびり散策したり、水辺でリラックスするのにうってつけです。轟音とともに岩の上を流れる滝が見られるタクアメノンフォールズ州立公園(Tahquamenon Falls State Park)でも、母なる自然を堪能することができます。上流の滝は 15 メートル以上の高さから下の川に落下し、下流の滝は連なる小さな滝となり、それぞれ末端の滝より美しい見事な滝です。公園には、ハイキングトレイルや手漕ぎボートのレンタル、美しい眺めのブルーパブがあり、ユニークなお土産を買うこともできます。ハイアワサ国立森林公園(Hiawatha National Forest)の広大な森林地帯を探索しましょう。1 年を通してハイキングや野生動物の観察に最適な場所です。
北アメリカの文化
スー・セント・マリー最初の住人であるアメリカ先住民は、街を取り囲む水路や森林地帯で獲れる豊富な天然資源を糧として暮らしていました。その結果、アニシナーベグ(Anishinaabeg)あるいは「最初の人々」と呼ばれる様々な部族がスーに集う場所を見つけました。1700 年代には、フランスとイギリスがこの地の戦略的重要性を巡って戦いました。今日では、観光客が毎年開催されるお祭り、パウワウ(Pow Wow)に参加し、地元の博物館を訪れ、ネイティブアメリカンから「バウェティング(「スー・セント・マリー」を意味する先住民語)」で暮らした彼らの先祖の話に耳を傾け、チペワインディアのスー・セント・マリー部族や他の先住民族の遺産を称えています。マリーを回ります。高さ 64 メートルのタワー・オブ・ヒストリー(Tower of History)を高速エレベーターで昇り、カナダの国境へと続く街の景色を堪能したら、2 階建ての博物館で周辺文化にまつわる展示物を鑑賞しましょう。
おもしろ情報
スー・セント・マリーからは、五大湖のうちスペリオル湖、ヒューロン湖、ミシガン湖の3つまで車で1時間マリーを回ります。
アメリカ先住民族のチペワのスー族がこの地域に最初に定住しました。
写真提供:スー CVB
スー・セント・マリーの年間平均降雪量は 304 センチです。
写真提供:スー CVB