オークパーク イリノイ州

建築遺産

フランク・ロイド・ライトは 1889 年から 1909 年まで、建築家としてのキャリアの最初の 20 年間をオークパークで過ごしました。フランク・ロイド・ライト地区には 10 棟以上の個人住宅と数棟の公共建築物があり、彼特有のプレイリー様式の建築が見られます。ガイド付きのウォーキングツアーの見どころは、フランク・ロイド・ライトの自宅とアトリエと、ユニティテンプル（Unity Temple）です。国定歴史建造物に指定されているユニティテンプルは最近、2,500 万米ドルをかけた修復工事に入りました。5 月に開催されるライト・プラス・ハウスウォーク（Wright Plus Housewalk）は、ライト自身が設計した個人宅の内部が見られる貴重な機会です。建築ファンなら、ガンダーソン地区、リッジランド-オークパーク歴史地区、ジョージ W. マーハーが設計したプレザントホーム（Pleasant Home）、近隣の町リバーサイドも興味深いでしょう。リバーサイドは、有名な造園家フレデリック・ロー・オルムステッドが設計した町であり、20 世紀の建築家による 70 以上のすぐれた建造物があります。

ヘミングウェイの生涯

ピュリツァー賞とノーベル賞を受賞した作家アーネスト・ヘミングウェイは、キューバ、スペイン、キーウェストと関連付けて語られることが多いのですが、1899 年にオークパークで生まれました。1890 年ごろに建てられたクイーン・アン様式の生家は、この町で最初に電気が引かれた家です。80 年にわたって賃貸されていたこの家は、アーネスト・ヘミングウェイ財団によって細心の注意を払って修復され、本来の美しさを取り戻しました。オークパークを訪れたら、ぜひヘミングウェイの生誕の地を見学してください。

家族向けのアトラクション

子供連れの旅でも問題はありません。ブルックフィールド動物園（Brookfield Zoo）はいかがでしょう。ペンギンやニシキヘビ、ホッキョクグマなどあらゆる動物が見られます。夏にはイブニングコンサートも開催されます。オークパーク温室（Oak Park Conservatory）の屋内植物園なら一年中いつでも、しかも無料で熱帯気分を味わえます。やはり入場無料のハル・ティレル・トレイルサイド自然史博物館（Hal Tyrrell Trailside Museum of Natural History）では、森の中で在来動物の観察やハイキングができます。ワンダーワークス子供博物館（Wonder Works Children’s Museum）では、体験型展示やプレイエリアで遊べます。また、ギャロッピング・ゴースト・アーケード（Galloping Ghost Arcade）は、アメリカ最大のゲームセンターとされています。1970 年代から 2000 年代までの 600 ものゲームで子供時代に返りましょう。

魅力的なフード＆ドリンク

食べたいものが何であっても、オークパークならさまざまな飲食店がそろっています。ルーマルナティズ（Lou Malnati’s）の深皿タイプのピッツァ、マヤ・デル・ソル（Maya Del Sol）の大胆なラテンフュージョン料理、ヘミングウェイズビストロ（Hemmingway’s Bistro）のフランス料理、グレープ・リーブズ・レストラン（Grape Leaves Restaurant）のモロッコ料理とレバノン料理、パパスピロズ（Papaspiros）のギリシャ料理、クチーナパラディーソ（Cucina Paradiso）の一歩先を行くイタリア伝統料理はおすすめです。5 月から 8 月まではダウンタウンでオークパークス・サーズデイ・ナイト・アウト（Oak Park’s Thursday Night Out）が開催され、木曜日の夜は飲食料金が割引になったり、無料のコンサートが開催されたりします。喉が乾いたら、オーク・パーク・ブルーイング（Oak Park Brewing）かキンズラーガー・ブルーイング・カンパニー（Kinslahger Brewing Company）でクラフトビールを注文しましょう。リバーサイドのクィンシーストリート蒸留所（Quincy Street Distillery）で少量生産の蒸留酒を飲んでみるのもおすすめです。蜂蜜が溶け込んだウィスキーや柿を浸したウィスキーは特に美味です。