ニューオーリンズ ルイジアナ州
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誰もがこの象徴的な地に一瞬で魅了され、離れがたくなる理由を発見してください
歴史と建築を体感
ストリートカーのセントチャールズ線(St. Charles)、カナルストリート線(Canal Street)またはリバーフロント線(Riverfront)に乗り、300 年以上の歴史を持つニューオーリンズを巡ってみましょう。中心には町を分断するようにミシシッピ川(Mississippi River)が流れ、周りは湖やバイユー、湾に囲まれています。アメリカ国内でも最多の 20 を超える歴史地区の建築物の風景を堪能してください。ガーデン地区(Garden District)のセント・チャールズ・アベニュー(St. Charles Avenue)沿いにある高級住宅街の邸宅や、ホテルモンテレオーネ(Hotel Monteleone)の回転式のバーを見学してみるのもおすすめです。フレンチクォーター(French Quarter)の中心部では、賑やかなジャクソンスクエア(Jackson Square)に長居したくなるかもしれません。鉄製のフェンスに掲げられたアート作品を眺めたり、運勢を占ってもらったりした後は、通りを渡って 18 世紀のセントルイス大聖堂(St. Louis Cathedral)を訪れてみましょう。この大聖堂はアメリカで現在も運営されているものとしては最古のものです。別の視点から街を見てみたいなら、蒸気船ナチェズ(Natchez)や外輪船クレオールクイーン(Creole Queen)のツアーがおすすめです。
気ままに食べ歩き
観光には燃料補給が必要。フレンチマーケット(French Market)に立ち寄ってカフェオレとベニエのセットや、バーボンストリート(Bourbon Street)で冷たいドリンクはいかがでしょうか。その後の予定も考えておきましょう。ガンボやジャンバラヤ、ポーボーイサンドウィッチ、茹でたクロウフィッシュ、炭火焼のオイスターなどの名物料理を試すことをお忘れなく。市内のレストランやシェフは、アメリカのベスト・レストラン・ランキングの常連です。
音楽の世界にチューニング
ジャズ、ザディコ、R&B、ソウルミュージックのふるさとであり、音楽好きにとって楽園とも言えるニューオーリンズは、ルイ・アームストロングといった巨匠から、現在も活躍するトロンボーン・ショーティ、ジョン・バティステ、ブランフォード・マルサリス、ハリー・コニック・ジュニアなど、偉大なアーティストを輩出してきました。ナイトクラブ、バー、レストランが集まる最初のクレオール(Creole)地区、フォーバーグマリニー(Faubourg Marigny)のフレンチメンストリート(Frenchmen Street)を探索してみましょう。ライブ音楽は昼夜問わず 1 年中楽しめます。受賞歴を誇るパフォーマーたちの演奏を毎日開催しているライブハウスも数多くあります。なかでも、ニューオーリンズのジャズの伝統を守る活動に力を入れているプリザベーションホール(Preservation Hall)は見逃せません。
楽しくて型破り、そして新たな発見の場所
国立第二次世界大戦博物館(National World War Ⅱ Museum)や司祭館(Presbytere)、州立博物館のカブリオ(Cabildo)もまた訪れる価値のある場所です。市内に点在する店や博物館では、ブードゥー教について学べるところもあります。マルディグラワールド(Mardi Gras World)では、マルディグラの歴史に浸り、有名なフロート車がどのようにして作られるかを学ぶことができます。ニューオーリンズのカクテル文化に足を踏み入れ、アメリカオリジナルのカクテル、サゼラックを専門とするザ・サゼラック・ハウス(The Sazerac House)を訪れましょう。観光の合間にお気に入りを見つけたら、買わない手はありません。ルイジアナ州には免税店があり、国外からの旅行者は税抜き価格でお買い物できます。パスポートを提示すれば、消費税の還付が受けられるバウチャーがもらえます。ルイ・アームストロング・ニューオリンズ国際空港(Louis Armstrong New Orleans International Airport)またはザ・アウトレット・コレクション・アット・リバーウォーク(The Outlet Collection at Riverwalk)で還付の手続きができます。
おもしろ情報
通説とは異なり、フレンチクォーターの建物はフレンチ様式ではなく、実はスペイン様式です。
24 時間眠らない街ニューオーリンズでは、テイクアウト用のプラスチックカップに入れさえすれば、店の外にお酒を持ち出して、歩き回りながら飲むことが許可されています。