ハンニバル ミズーリ州
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マーク・トウェインが生きた世界
マーク・トウェインの足跡
ハンニバルでは、マーク・トウェインの足跡を辿り、『トム・ソーヤーの冒険』(The Adventures of Tom Sawyer)や『ハックルベリー・フィンの冒険』(Adventures of Huckleberry Finn)の創作に影響を与えた場所を見学しましょう。マーク・トウェインの少年時代の家と博物館(Mark Twain Boyhood Home & Museum)では、マーク・トウェインが少年時代を過ごした家を見学できます。この家は国定歴史建造物に指定されており、アメリカで最初の家屋保存プロジェクトの 1 つでした。ベッキー・サッチャーのキャラクターの基になった少女ローラ・ホーキンズの家、マーク・トウェインの父の「ジャスティス・オブ・ザ・ピース・オフィス」(Justice of the Peace Office)、ノーマン・ロックウェルの 15 点のオリジナル絵画、ハックルベリー・フィンのモデルとなったトム・ブランケンシプの復元された家も訪れてみましょう。さらに、体験型展示やゆかりの品が並べられ、マーク・トウェインの生涯を詳しく紹介する建物も見学できます。トウェインの家の裏手にまわると、作品に登場した有名な白い壁があります。
次は、マーク・トウェインの洞窟(Mark Twain Cave)を見に行きましょう。ミズーリ州最古の観光用の洞窟であり、マーク・トウェインがハンニバルで過ごした子供の頃に遊んだ場所でもあります。ワイン好きの方は、洞窟を訪れたら、ケーブ・ウェスト・ワイナリー(Cave West Winery)にしかないマーク・トウェインのビンテージをぜひ味わってみましょう。洞窟で熟成したチーズと自家製のファッジもお忘れなく。プランターズバーン劇場(Planter’s Barn Theater)やケーブホロー劇場(Cave Hollow Theater)では、マーク・トウェイン役の俳優が登場する舞台を鑑賞できます。滔々と流れるミシシッピ川に浮かぶマーク・トウェイン・リバーボート(Mark Twain Riverboat)もおすすめです。解説付きのクルーズでは、ハンニバルのランドマークに加えて、カーディフヒル(Cardiff Hill)やジャクソンズ島(Jackson's Island)といったトウェインの作品の舞台となった場所を巡ります。
昔ながらの楽しみと豊かな歴史
次は、ハンニバルの歴史情緒あふれるダウンタウンをのんびり散策しませんか。地元経営のショップを覗いたり、川沿いのレストランで食事をしたり、アートギャラリーや劇場を訪れたり、楽しみは尽きません。タイタニック号の不沈のモリー・ブラウンについて知識を深めることもできます。ミニゴルフや大邸宅巡りもおすすめです。アウトドア愛好家なら、20 以上ある公園に出かけましょう。美しい風景に恵まれ、上級者向けのウォーキングトレイルやサイクリングトレイルが整備され、歴史的価値のある銅像が立っています。ハンニバルにはすばらしいゴルフコースもあります。ハンニバルのストリートは、毎年開催される多くのフェスティバルでは大いににぎわいます。
おもしろ情報
タイタニック号の惨事から生還した「不沈のモリー・ブラウン」として知られるマーガレット・トビン・ブラウンもマーク・トウェイン同様ハンニバルの出身です。
マーク・トウェインの作品にはハンニバルの描写がよく出てきますが、作品中でその名が明かされることはなく、トム・ソーヤーの故郷「セントピーターズバーグ」と表現されています。