アールトン イリノイ州
- 主要空港:
- ランバート・セントルイス国際空港(STL)
- 州:
- イリノイ州
歴史と街道が出会う場所
ルイス&クラーク探検隊がたどった道
ハートフォードは、ルイス&クラーク探検隊の西部開拓に向けた冒険の出発点です。ルイス&クラーク探検隊州立史跡(Lewis & Clark State Historic Site)を訪れてみましょう。ここには豊富な資料が展示され、勇気ある探検家とその旅程について理解を深めることができます。近隣にそびえ立つ、探検を記念して建てられた 3 階建ての展望塔、ルイス&クラーク・コンフルエンス・タワー(Lewis & Clark Confluence Tower)で、探検隊の偉業に思いを馳せましょう。グレート・リバー・ロードをさらに進むと、雄大なミシシッピ川にたどり着きます。8 階建てのメルビン・プライス・ロック&ダム 26(Melvin Price Locks and Dam No.26)の最上階から、川の眺めを味わってみてください。国立グレートリバーズ博物館(National Great Rivers Museum)では、雄大なミシシッピ川沿いでの暮らし、そしてこの川が地域の人々に与えてきた影響について学ぶことができます。有名な奴隷制廃止論者であるエライジャ・P・ラブジョイの記念碑では、この地域のさらなる歴史が偲ばれます。
エルサとグラフトン
ミーティング・オブ・ザ・グレート・リバーズ・シーニック・バイウェイ沿いには、エルサとグラフトンという、趣のある 2 つの小さな村があります。村全体が国家歴史登録財(National Registry of Historic Places)に指定されているエルサは、人口わずか 100 人ほどで、「時が止まった村」と呼ばれています。19 世紀の石造りの家々が静かな通り沿いに建ち並び、まるで1800 年代初期のアメリカにタイムスリップしたようです。
川の湾曲部を少し越えた辺り、ミシシッピ川沿いの断崖の下に位置するグラフトンの村には、ワイナリー、蚤の市、アンティークショップやレストラン、そしてここでしか見られない川の絶景があります。アールトン近くの国定シーニックバイウェイ沿いでは、断崖の 1 つに、伝説の怪鳥ピアサの複製彫刻を見ることができます。
アウトドア&インドアアドベンチャーの理想郷
アールトンでは、サイクリング、ハイキング、釣り、ボート、ゴルフなど、アクティビティにも観光スポットにも不自由することはありません。ペレマーケット州立公園(Pere Marquette State Park)は、イリノイ州最大の州立公園。その面積は 3,230 ヘクタールを超える圧巻の広さです。園内には、ハイキングトレイルや釣り場、乗馬やピクニックスポットなど、すべてそろっています。リバーランドのオーデュボンセンター(Audubon Center)の庭園、池、鳥小屋では、ハクトウワシからナキハクチョウまで、さまざまな生き物を見学できます。ナイトライフを楽しむには、ファストエディズ・ボン・エア(Fast Eddie’s Bon Air)へ。改装により、この地域でも有数のライブミュージック会場となった、歴史ある伝説のバーです。
おもしろ情報
伝説のジャズミュージシャン、マイルス・デイビスはアールトン生まれ。マイルスの地域とのつながりを記念した銅像が飾られています。
アールトンはしばしば、「アメリカで最も取り憑かれた最も小さな街」と呼ばれます。
世界最長記録を持つ、身長 2.71 メートルのロバート・パーシング・ワドローはアールトンの生まれです。