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ウィスコンシン州プレーリー・ドゥ・シーンでボートの旅を満喫

川のリズム

ミネソタ州、アイオワ州、ミズーリ州を巡る音楽の旅に出発しましょう。

ミシシッピ川は何世代にもわたって音楽家、詩人、思想家たちに影響を与えてきました。この旅ではその理由が明らかになります。絵のように美しい景色、魅力的な街、音楽にまつわる名所など、インスピレーションの源は尽きません。カメラを持ち、歩きやすい靴で、世界で 4 番目に長い川に沿って旅に出ましょう。

ミネソタ州ミネアポリス・スカルプチャー・ガーデンで「スプーンブリッジとチェリー」の彫刻を見学

ミネソタ州ミネアポリス

ミネアポリスの土地っ子が、この地を故郷と呼ぶことを大切にする理由は、すぐにわかります。かの有名な音楽シーンが生み出す多彩なサウンドから、美しい公園や絵のような風景まで、ミネアポリスはアメリカ北部に隠された宝石のような街なのです。さらに、ボブ・ディランやプリンスのファンの方には特別なお楽しみが待っています。彼らの個性的なサウンドがミネアポリスでどう進化したか、ウォーキングツアーに参加して、実際に過去をたどってみてください。

宿泊施設:

ヒューイングホテル(Hewing Hotel)は、ミネアポリスのウェアハウス地区(Warehouse District)にあり、高級志向の滞在ができるホテルです。併設のレストラン、タリビー(Tullibee)では、地元の食材を使った北欧風の料理とカクテルを楽しめます。

● ダウンタウンの中心部に位置し、ターゲットセンター(Target Center)からわずか 1 ブロックのロウズ・ミネアポリス・ホテル(Loews Minneapolis Hotel)は、旅行者におすすめです。併設のレストラン、コスモス(Cosmos)で、ディナーやドリンクもお楽しみください。

● ホスピタリティの極みを経験できるホテルアルマ(Hotel Alma)は、まるで友人宅に泊まっているような雰囲気のブティックホテルです。到着時には飲み物と前菜が無料で用意され、また、すべての滞在にベーカリーでの朝食が含まれており、まさに言うことなしです。

おすすめのグルメ情報:

● かつての厩舎を利用したスプーン・アンド・ステーブル(Spoon and Stable)では、フランスの優雅さを感じながら中西部の料理が味わえます。地元のシェフでオーナーでもあるギャヴィン・ケイセンは、ジェームズ・ビアード賞を 2 度受賞しました。きっと感動を呼ぶ料理を創ってくれるに違いありません。このお店は予約が必要ですのでご注意ください。

ミッドタウン・グローバル・マーケット(Midtown Global Market)では、本格的なモロッコ料理から、環境に配慮して調達された紅茶やコーヒーまで、地元の屋台やレストランが提供する幅広い味覚を味わうことができます。

見どころ:

● 美術愛好家であれば、ウォーカー・アート・センター(Walker Art Center)や隣接するミネアポリス・スカルプチャー・ガーデン(Minneapolis Sculpture Garden)は見逃せません。ここでは、クレス・オルデンバーグとコーシャ・ヴァン・ブリュッゲンによる有名な彫刻「スプーンブリッジとチェリー(Spoonbridge and Cherry)」が見られます。

● ミネアポリスでは、靴や衣類に税金がかからないことをご存知でしたか?午後のひと時をモール・オブ・アメリカ(Mall of America)で過ごすべき理由が、さらに増えました。スーツケースに余裕があることを確認しましょう!

● 1970 年からライブを開催している老舗の有名ライブハウス、ファースト・アベニュー(First Avenue)では、プリンスの音楽に浸ることができます。プライベートツアーに申し込むか、ラインナップをチェックして、ライブで盛り上がりましょう。

アイオワ州ダベンポートにあるヴァンダー・ヴィア植物公園を見学

アイオワ州ダビューク

アイオワ州ダビュークへようこそ!ミシシッピ川のほとりにたたずむ、この宝石のような街には、大都市並みの充実した見どころと、小さな街のホスピタリティがあります。国立ミシシッピ川博物館と水族館(National Mississippi River Museum and Aquarium)の見学や、ダビューク樹木園と植物園(Dubuque Arboretum and Botanical Gardens)の散策で旅の 1 日を過ごし、この街が持つすばらしい中西部の魅力を存分に味わってください。

宿泊施設:

●ミシシッピ川沿いに建つホテル・ジュリアン・ダビューク(Hotel Julien Dubuque)は、ダウンタウンを散策するには絶好の立地です。さらに、大都市のホテルに匹敵する快適な設備を、すべて備えています。スパ、屋内プール、レストラン、バーでリラックスした夜をお過ごしください。

ハンコック・ハウス・ベッド & ブレックファスト・イン(Hancock House Bed and Breakfast Inn)に一歩足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような気分になれます。このホテルは 1891 年建造の驚くべき建築物で、ダビュークの中心街にいながら、歴史の魅力を垣間見ることができます。耳より情報ですが、ホテルのウェブサイトから直接予約すると、週末のフルブレックファーストが無料になります。

●ダウンタウンやミシシッピ川のウォーターフロントへ行くために、歩きやすさを一番に考えるなら、タウンプレイス・スイーツ・バイ・マリオット・ダビューク・ダウンタウン(TownePlace Suites by Marriott Dubuque Downtown)がおすすめのホテルです。

おすすめのグルメ情報:

● 地元で人気のL・メイ・イータリー(L.May Eatery)で、「ほっとするグルメ」をお試しください。こちらは地元の人たちに大人気なので、予約したほうがいいかもしれません。その価値はあります!

● お食事は、ダビュークのダウンタウンにあるブレイズン・オープン・キッチン + バー(Brazen Open Kitchen + Bar)でいかがですか。温かみのある心地良い雰囲気と、地元産の旬の食材を使った料理は、きっと気にいっていただけるはずです。

● メインストリートにあるフレディーズ・ポップコーン・カンパニー(Freddie’s Popcorn Company)にちょっと寄って、甘いおやつをお土産にどうぞ。まずは、ミシシッピミックスを試してみてください。期待を裏切らないおいしさです。

見どころ:

● ウォーキングシューズを履いて、ダビュークのミシシッピリバーウォーク(Mississippi Riverwalk)へ向かいましょう。この美しい遊歩道は、63 キロメートルに及ぶヘリテージ・トレイル・システム(Heritage Trail system)の一部となっており、一方には世界で 4 番目に大きなミシシッピ川、もう一方には 180 年の歴史を持つ街が広がっています。

国立ミシシッピ川博物館と水族館(National Mississippi River Museum & Aquarium)を見学し、その後はダビューク美術館(Dubuque Museum of Art)に足を運んで、中西部の興味深い歴史をたどる 1 日を過ごしましょう。

● 「世界で最も急で、最も短い観光鉄道」として知られるケーブルカー、フェネロン・プレイス・エレベーター(Fenelon Place Elevator)に乗ると、頂上からミシシッピ川、ダビュークのダウンタウン、そして 3 つの州の壮大な景色を一望できます。

ミズーリ州ハンニバル中心街の美しい眺め

ミズーリ州ハンニバル

ようこそ、マーク・トウェインの少年時代の故郷へ。ここは、彼の有名な著書『トム・ソーヤーの冒険』と『ハックルベリー・フィンの冒険』の舞台です。ハンニバルはミズーリ州にあるのどかな街で、保護された歴史的建築物をはじめ、さまざまな公園から彫像まで、過去の物語に満ちています。金ぴか時代のロッククリフ邸(Rockcliffe Mansion)を巡って、過ぎし時代に思いをはせ、川と断崖が織りなす、ハンニバルならではの景観にたっぷり浸ってください。街のローカル色と美しい風景に囲まれて、ただただハンニバルにいたくなるかもしれません。

宿泊施設:

● 中西部でトップクラスの B&B、ガース・ウッドサイド・マンション(Garth Woodside Mansion)にご宿泊ください。15 ヘクタールの敷地に囲まれた居心地の良いホテルで、暖炉、ジャグジー、本格的なアンティーク家具を完備。朝食は無料です。

● お手頃価格でロケーションの良いホテルをお探しであれば、ベスト・ウェスタン・オン・ザ・リバー(Best Western on the River)をご利用ください。カスタマーサービスに優れ、清潔な客室、プールを完備した、あらゆる旅行者におすすめのホテルです。

● 1859 年に復元されたイタリア式の邸宅が、現在はベルベデーレイン(Belvedere Inn)という、くつろげるホテルになりました。特に、眺めの良いポーチと、敷地内に広がる青々とした野生植物が人の心を惹きつけます。

おすすめのグルメ情報:

● メインストリートにある、ベッキーズ・オールド・ファッションド・アイスクリーム・パーラー・エンポリアム(Becky’s Old Fashioned Ice Cream Parlor & Emporium)に行く時間を確保してください。午後の観光の後に、好みのフレーバーのアイスクリームをパスするなんて、どうしてできるでしょう?

● ミシシッピ川から 1 ブロックのザ・ブリック・オーブン(The Brick Oven)は、自家製ピザを片手にくつろげるお店です。ガーリック・チーズ・トーストを注文するのをお忘れなく。

ラビナビストロ(LaBinnah Bistro)では、バラエティ豊かな味わい深いディナーを楽しめます。ダウンタウンの中心部にあるレストランで、退役軍人のオーナーが誇りを持って経営しています。

見どころ:

● ミズーリ州ハンニバルで、マーク・トウェインの少年時代の家と博物館(Mark Twain Boyhood Home and Museum)は必見です。文学ファンでなくても、マーク・トウェインの歴史や物語の魅力を発見することでしょう。

マーク・トウェインの洞窟(Mark Twain Cave)は、石筍、鍾乳石、そしてインスピレーションに満ちた地下迷宮を探検しながら、新たな深みへと冒険できる場所です。コースは 2 キロメートル近くあるので、歩きやすい靴を履いてください。

● この街の恐ろしい一面を見たい場合は、ホーンテッド・ハンニバル・ゴースト・ツアー(Haunted Hannibal Ghost Tour)に参加して、ミズーリ州ハンニバルの背筋が凍るような実話や隠された秘密をお聞きください。

ミズーリ州セントルイスで、ゲートウェイアーチを見学

ミズーリ州セントルイス

セントルイスへようこそ!魅惑の中西部を巡るツアーの、最後の目的地です。最後だけれど確実に重要なこの街では、さまざまな音楽の影響を実感し、アメリカ中部の優しさとホスピタリティに触れることでしょう。また、セントルイスが「西部への玄関口」と呼ばれる理由がわかるに違いありません。高さ 192 メートルの巨大なゲートウェイアーチ、国立ブルース博物館(National Blues Museum)、チャック・ベリーの音楽の拠点として知られるブルーベリーヒル(Blueberry Hill)など、見どころ満載のすばらしいミズーリ州セントルイスは、あらゆる場面でインスピレーションがかきたてられる街です。

宿泊施設:

● ダウンタウンの中心部にあるマグノリアホテル(Magnolia Hotel)にご滞在ください。セントルイスでも特に刺激的な、グルメやエンターテイメントのスポットから徒歩圏内です。66 のレストランと 18 の観光スポットが 500 メートル圏内にあるので、ここなら間違いありません。

● ホテルで完璧な旅の写真を撮ることが最優先であれば、アンガッド・アーツ・ホテル(Angad Arts Hotel)をご予約ください。まるで写真の背景になりたいと言っているかのような、色彩と創造性にあふれた新世界が待っています。

● 優雅な雰囲気のセント・ルイス・ユニオン・ステーション・ホテル(St. Louis Union Station Hotel)に泊まると、モザイク、ステンドグラス、フレスコ画、金箔の装飾に囲まれて、別の時代に来たような気分になれます。

おすすめのグルメ情報:

● セントルイスで地元の人と話すと、街一番のバーベキューについて必ず意見を持っています。リブが有名で忠実なファンがいる、パピーズスモークハウス(Pappy’s Smokehouse)はおすすめです。

ブルーベリーヒル(Blueberry Hill)は単なるバー・アンド・グリルではありません。ロックンロールファンの聖地です。テーブルでチェダー・チーズ・ボールをつまみながら、ライブ演奏や展示品をお楽しみください。

ブロンディのコーヒー・ワイン・デザート・バー(Blondie’s Coffee, Wine and Dessert Bar)で、少々退廃的な気分に浸るのはいかがでしょう。深夜のスイーツであれ、コーヒーメニューであれ、またはアップサイドダウン・ケーキ・マティーニであっても、間違いなく満足できるものに出会えます。頑張った自分へのご褒美になるでしょう。

見どころ:

● 何はさておき、アーチです。アメリカで最も高い人工建造物、ゲートウェイアーチの見学で午後を過ごしましょう。ただ遠くから眺めているだけではなく、ツアーに参加して、頂上まで上ってみてください。さて、どんな眺めでしょうか!

● 1 日に 2 つのミュージアムを訪れてみませんか。グランドセンター地区(Grand Center Neighborhood)のピューリッツァー美術館(Pulitzer Arts Foundation)からスタートして、その後、国立ブルース博物館(National Blues Museum)に向かいます。後者にはインタラクティブな展示があり、ピアノ、ハーモニカ、ギターの音や歌詞も入れて、自分だけの曲を作ることができます。

● 1904 年に開催されたセントルイス万国博覧会の会場で、アウトドアを満喫しながら、ほっとする 1 日を過ごすのはいかがですか。フォレストパーク(Forest Park)には、何でもあります。曲がりくねった散歩道から、池、ボートハウスでのカヤック、テニスやゴルフができる一流の施設まで揃っています。最後のアクティビティを選ぶとしたら、セントルイス美術館(Saint Louis Art Museum)ミズーリ歴史博物館(Missouri History Museum)セントルイス動物園(Saint Louis Zoo)セントルイス科学センター(Saint Louis Science Center)などはいかがでしょう。すべてフォレストパーク内の施設です。