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ミネソタ州のバウンダリー・ウォーターズ・カヌー・エリア・ウィルダネス
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  • 州:
    ミネソタ州

ここは、アメリカ国内で最大級の自然保護区域です。

バウンダリー・ウォーターズ・カヌー・エリア・ウィルダネスは、アメリカ中西部と カナダの国境にまたがる 40 万ヘクタールの広大な森林地帯に広がっています。 店やレストランはおろか、 道路すらありません。 カヌーを漕いで奥地まで進めば、人に会うこともありません。 さあ、慌ただしい日常を抜け出して、カヌー、釣り、キャンプ、ハイキングでアクティブな休日を満喫したり、静寂の中で穏やかな時間を過ごしたりしませんか。

バウンダリー・ウォーターズへの行き方

バウンダリー・ウォーターズ・カヌー・エリア・ウィルダネス(Boundary Waters Canoe Area Wilderness)ミネソタ州ミネアポリスから北に約 430 キロ離れており、近くにはグランドマレーとイーリーの町があります。 公園には複数の入園ポイントがありますが、入園には許可が必要です。 必要になる許可の種類は、訪問時期、滞在期間、現地で行うアクティビティによって決まります。 5 月から 9 月の間に宿泊を伴う滞在をする予定なら、早々に定員になってしまうことが多いため、1 月または 2 月には事前に許可を取得し、支払いを済ませておく必要があります。 日帰りまたは 10 月から 4 月の間の旅行なら、入園ポイントで無料の許可証を手に入れる方が簡単です。

ほとんどの人は 5 月から 9 月までの間に訪れます。 それは、ミネソタ州の冬は厳しく、気温は摂氏 0 度をはるかに下回り、積雪も 1.5 メートル以上になるためです。 しかし、それだけに、犬ぞり、スキー、スノーシューなどの冬のアウトドアスポーツを楽しむ人にとって、冬のミネソタ州は天国だといえるでしょう。 

この地にあるのは手付かずの本物の大自然だということを覚えておきましょう。 一部のキャンプ場は洗面所を備えていますが、設備が整っていないキャンプ場もあります。 必要なものは持参し、去るときには何も残さずすべて持ち帰るのが鉄則です。

バウンダリー・ウォーターズには約 2,000 キロにおよぶカヌートレイルがあります。

バウンダリー・ウォーターズには約 2,000 キロにおよぶカヌートレイルがあります。
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バウンダリー・ウォーターズの探険

その名の通り、バウンダリー・ウォーターズ・カヌー・エリア・ウィルダネスの最大の目玉はカヌーです。 湖や小川の間を縫うように 2,000 キロ近くのカヌートレイルが延びており、一部には陸地に上がってボートを運ばなくてはならない区間もあります。 そのため、一部の湖を除いてモーター式のボートの利用は禁止されています。

ここを訪れる人の多くは、何日間か滞在しながらカヌー、キャンプや釣りを楽しみますが、 日帰りで訪れる人ももちろんいます。 また、アウトドアの経験が豊富でなくても、躊躇することはありません。 ウェイ・トゥ・ゴー・カヌー・アウトフィッターズ(Way to Go Canoe Outfitters)のように、大自然の中のツアーを案内してくれる旅行会社もあります。 クマ、ムース、オオカミ、アビ、ワシなどの野生生物が近くにいないかよく見てみましょう。

その他の見どころ

バウンダリー・ウォーターズの真西に位置するボエジャーズ国立公園(Voyageurs National Park)にも、カナダ国境沿いに数多くの湖が点在しています。 ボエジャーズの湖はバウンダリー・ウォーターズの湖よりもかなり大きいため、モーター式のボートやハウスボートに人気が集まっています。

国際オオカミセンター(International Wolf Center):野生のオオカミが住んでいる場所をカヌーで通過するのは勇気がいるでしょう。でも、ミネソタ州イーリーに近いこの研究所なら、安全な環境でオオカミを観察することができます。

ミネアポリスの湖:バウンダリー・ウォーターズの行きか帰りに、ミネソタ州のミネアポリスとセントポールに立ち寄ってみましょう。 セントポール(ミネソタ州)に向かいます。 この 2 つの町は「ツインシティーズ」と呼ばれており、ミシシッピ川(Mississippi River)で隔てられています。活発なアートシーンや、アウトドアアクティビティが充実していることで有名です。 自転車を借りて、ハリエット湖(Lake Harriett)、キャルフーン湖(Lake Calhoun)、アイルズ湖(Lake of the Isles)、シダー湖(Cedar Lake)という 4 つの湖をつなぐチェーン・オブ・レイクス(Chain of Lakes)の周囲をぐるりと回ってみましょう。 地元の人のように、ローラーブレードでそのルートに挑戦するのもよいでしょう。インラインスケートのメーカーはこの街で誕生しました。

回り道をしてボエジャーズ国立公園にも立ち寄って、この地域を満喫しましょう。

回り道をしてボエジャーズ国立公園にも立ち寄って、この地域を満喫しましょう。
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旅行先

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