クラークスデイル, ミシシッピ

クラークスデイル、ミシシッピ州:ブルースの歴史を探る

By Victoria Shepherd


ミシシッピ州の中央に位置し、広大な綿花畑に囲まれたクラークスデイルは、ブルースの発祥地と言われています。私は、ジュークジョイント音楽祭が始まるのに合わせ、いつもより少しのんびり過ごそうとこの町に来ました。

19 世紀から 20 世紀初めに聞かれた、フィールドホラーやコール・アンド・レスポンスといったブルース独特の歌唱法によるメロディには、奴隷制や強制労働の時代が少しでも早く過ぎ去ってほしいとの思いが込められていたのかもしれません。ブルースは、かつては多くの人にとって生活の一部であり、やがて音楽界の主流に溶け込んで人々の心を捉え、これまでに幾度となく歌われ、形を変えて続いてきました。

「歴史上最も偉大なブルースシンガー」

最初に訪れたのは、国道 61 号線と国道 49 号線が交わる場所です。一見、古びた町にある何の変哲もない交差点のように見えますが、わかる人にとってはたまらない場所です。ここは、ブルース好きの聖地、「クロスロード(十字路)」なのです。私が写真を撮っている間にも、大勢の旅行者がひっきりなしにやってきては、ロバート・ジョンソンが悪魔に魂を売って才能を手に入れたと言われるこの十字路を見学していました。

「とにかくここに来たかった」、「イギリスから来てようやく夢が叶った」といった声がきかれました。クラークスデイルのことがそんなに遠くまで広まっているとは知りませんでした。そして、知らなかったのはこの辺りのレストランについても同じでした。

十字路のすぐ隣にある「エイブスバーベキュー」に入ったところ、辛いバーベキューソースがたっぷりかかったおいしそうなプルドポークに、ベークドビーンズとコールスローを添えた大皿料理が出てきました。

ホプソン・プランテーション・コミッサリ

私が目にした綿花畑は、どれもすでにその年の収穫が終わって刈られた後でしたが、綿毛がまだ残っているわずかな区画が見つかりました。ちょうどそれは、次の目的地にしていた、綿摘み機の発祥地でもあるホプソン・プランテーション・コミッサリのすぐ隣でした。建物の周りには、老朽化した建造物や、壊れた乗用車とトラックがうず高く積まれた廃棄場がありました。その中には、バーやレストランのほか、歴史を物語る名品の数々が展示されていました。

素敵なライブ音楽を何曲か聴いてから外に出ると、ちょうどプランテーションの敷地に見事な夕日が沈むところで、ピンクやオレンジに染まる地平線を堪能できました。

グラウンド・ゼロ・ブルース・クラブ

この日の最後に訪れたのは、ブルース・アレーとしても知られる歴史的なブルース地区です。私が入った「グラウンド・ゼロ・ブルース・クラブ」は、ミシシッピ出身のアカデミー俳優、モーガン・フリーマンが共同所有する本物のジュークジョイント(安酒場)で、店内の壁は落書きでいっぱいでした。

私はバーカウンターのスツールに腰かけ、音楽に耳を傾けました。迫力ある生演奏に浸りつつ、帰りたくない気分になりました。この町では毎年この時期に、春の到来を祝い、歌手やミュージシャンによる演奏ステージがいくつも行われる音楽祭が開催されます。ぜひまた来たいと思います。

詳細はこちらから:

Official Clarksdale Travel Information

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