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アイオワ州はこんなところ
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道路沿いで見つかる珍名所

「世界一大きな」「世界一小さな」「世界一高い」「世界一広い」「世界一奇妙な」などと形容されるモノに興味がある方は、ぜひアイオワ州を訪れてください。なぜなら、ここは「世界一〇〇な」物体が道路沿いに山ほど存在している場所。世界一大きなコンクリート製の雄牛、世界一高いトウモロコシの茎、世界一大きなスウェーデンのコーヒーポット、世界一大きなイチゴ、世界一大きなポップコーンの粒、世界一大きなコンクリート製の妖精ノームなど、記念撮影の背景にぴったりのオブジェや像には事欠きません。また、世界一高くて長い複線の鉄道橋や、世界一短くて急な斜面の線路もあるので、なんとか怖さを我慢して体験してみてください。

 

ポップカルチャーの聖地と歴史的名所

ロバート・ジェームズ・ウォラーの小説に登場するマディソン郡にある屋根付き橋は、アイオワ州にあります。また、1989 年に公開されたケヴィン・コスナー主演の映画『フィールド・オブ・ドリームス』で描かれた野球場も同様です。フランク・ロイド・ライトが設計を手がけたものとしては世界で唯一現存するホテル、ヒストリック・パーク・イン・ホテル(Historic Park Inn Hotel)もあります。さらに、アメリカの第 31 代大統領ハーバート・フーバーの生誕地と彼の大統領図書館もあります。「世界で 8 番目の不思議」と称されるグロット・オブ・ザ・リデンプション(Grotto of the Redemption)もアイオワ州の名所の 1 つ。膨大な数の宝石をちりばめて手作業でつくられた、キリストの生涯を描写した建造物群です。

 

アイオワ州ならではの味覚

アメリカ中西部は肥沃な農地と豊かな作物で知られていますが、アイオワ州も例外ではありません。デモイン・ダウンタウン・ファーマーズ・マーケット(Des Moines Downtown Farmers' Market)では、多種多様な農産物を販売しています。オリエントにあるウォレスハウス(Wallace House) 内のザ・ギャザリング・テーブル(The Gathering Table)では、その日の朝に収穫された新鮮な食材を使った料理を提供しています。アイオワ州はアメリカ有数の豚肉の産地でもあるので、郷土料理であるヒレカツをぜひ試してみてください。酪農場や昔ながらのソーダショップでは、つくりたてのチーズやアイスクリームを味わってみましょう。世界でもトップクラスにランキングされるトップリング・ゴリアス・ブルワリー(Toppling Goliath Brewery)や、禁酒法の時代から存在する「ザ・グッド・スタッフ」と呼ばれるテンプルトン・ライ・ウイスキー(Templeton Rye Whiskey)の蒸留酒製造所にも足を運んでみてください。

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おもしろ情報

アイオワ州エルドンにあるアメリカン・ゴシック・ハウス・センターの前でピッチフォークを手に『アメリカンゴシック』を真似てポーズ
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グラント・ウッド作の有名な絵画『アメリカンゴシック』の背景に描かれているのは、アイオワ州東部の田舎風の家です。エルドンにあるアメリカン・ゴシック・ハウス・センター(American Gothic House Center)の前で、ピッチフォークを手に絵画を真似てポーズをとってみましょう。

アイオワ州ウェストブランチにあるハーバート・フーバー大統領図書館および博物館で展示品を見学
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アイオワ州出身の有名人には、ジョン・ウェイン、アシュトン・カッチャー、ジョニー・カーソン、イライジャ・ウッド、アメリカ第 31 代大統領のハーバート・フーバーがいます。

アイオワ州バーリントンにあるスネークアレーを登るサイクリストたち
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バーリントンにあるスネークアレー(Snake Alley)は、リプリーズ・ビリーブ・オア・ノット!(Ripley's Believe or Not!)によって「世界一曲がりくねった道」に認定されました。この道は 1894 年につくられました。

必見スポット

アイオワ州ダイアーズビルにあるフィールド・オブ・ドリームス・ムービー・サイトで野球を満喫

フィールド・オブ・ドリームス

「それをつくれば、彼が来る」これは映画『フィールド・オブ・ドリームス』に登場するセリフですが、夢を追い続ける人びとの心に響く言葉として、今なお世界中で語り継がれています。ダイアーズビルにはフィールド・オブ・ドリームス・ムービー・サイト(Field of Dreams Movie Site)があり、映画の舞台になった野球場、農家、トウモロコシ畑が存在します。ガイド付きのツアーにも参加できます。毎年 9 月には、偉大な元メジャーリーガーたちが参加する特別イベント「チーム・オブ・ドリームス」が丸一日かけて開催されます。ウェイド・ボッグス、レジー・ジャクソン、ロッド・カルーといったレジェンドにお目にかかれるなんて、想像しただけでもワクワクしてきます。 

アイオワ州マディソン郡にある有名な屋根つきの橋の 1 つ

マディソン郡の橋

マディソン郡といえば、ベストセラー小説であり映画化もされて好評を博した『マディソン郡の橋』がとても有名。美しい屋根付き橋が作品に牧歌的な雰囲気を与える役割を果たしています。ウィンターセットにあるマディソン郡のウェルカムセンター(Welcome Center)ではマップを入手できるので、ガイドなしで自由に観光することが可能。レトロな様式の橋で写真を撮影したり、小さな町の中のレストランやショップを巡ったりしましょう。10 月の週末には屋根付き橋フェスティバル(Covered Bridge Festival)が開催され、家族向けのアクティビティや特別イベント、レストランやファーストフード、屋台などを楽しめます。その時期は紅葉がとても色鮮やかなので、ぜひ写真に収めておきましょう。

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アイオワ・ステート・フェアを訪れた人々

アイオワ・ステート・フェア

このお祭りを普通のお祭りと思ってもらっては困ります。11 日間にわたって開催されるアイオワ・ステート・フェア(Iowa State Fair)は、ユニークなフード、風変わりなコンテスト、屋台、農産物のショー、スリル満点の乗り物などで年齢を問わず楽しめるお祭りで、アメリカで五本の指に入ると言われています。コンサートも開催されますが、その参加アーティストは想像以上に豪華な顔ぶれ。過去にはエルトン・ジョン、ジャネット・ジャクソン、アリシア・キーズ、ボブ・ディランが出演しました。おすすめなのは、フリーマーケット、お祭りならではのゲーム、フードで一番人気の串付きポークチョップです。また、バターでつくられた牛の彫刻はこのお祭りの目玉の 1 つなので、ぜひ写真に撮っておいてください。パイ食い、雄鶏の鳴き声、腕相撲などの愉快なコンテストも見逃せません。

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ミシシッピ川沿いにあるベルビュー州立公園から望む景観

グレート・リバー・ロード

ミシシッピ川はアメリカで最も代表的な自然環境といってもいいでしょう。この川に沿って周辺を巡ることは、アメリカの歴史と文化の本質を学ぶことにほかなりません。グレート・リバー・ロード(Great River Road)は総延長が 3,765 キロメートルに及ぶ道路ですが、そのうち 528 キロメートルはアイオワ州の東の州境に沿ったルートになっています。このアイオワ州沿いのルートには 16 の案内センターが設置されていて、アメリカ先住民の聖地、博物館、自然保護区、歴史的に重要な旧工場について学ぶことができます。

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ロエス・ヒルズ・ナショナル・シーニック・バイウェイ沿いのロエスヒルズのトレイル

ロエス・ヒルズ・ナショナル・シーニック・バイウェイ

ロエスヒルズ(Loess Hills)は土地というよりは物体。最終氷期の終わりの時期に風に運ばれてきた土壌が堆積して形成されました。アイオワ州西部にあるこのロエスヒルズは、この種の地形としては世界で 2 番目の高さを誇ります。ロエス・ヒルズ・ナショナル・シーニック・バイウェイ(Loess Hills National Scenic Byway)沿いには、博物館、案内センター、公園、手つかずの自然が残る大平原など、素晴らしい観光スポットが点在しています。また、道沿いの町には地域の味覚が楽しめるグルメスポット、ブルワリー、ワイナリーがあり、腹ごしらえの場所を探すのにも苦労しません。紅葉の時期には息を呑むほど美しい景色が見られるので、秋のドライブは特におすすめです。

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アイオワ州にあるアーノルズ・パーク・アミューズメント・パークの名物、木製ジェットコースター

アーノルズ・パーク・アミューズメント・パーク

オカボジ湖(Lake Okoboji)に面した場所にあるアーノルズ・パーク・アミューズメント・パーク(Arnolds Park Amusement Park)は、懐かしい雰囲気が漂うアミューズメントパーク。木製のジェットコースターとしては世界最古の部類に入るザレジェンド(The Legend)をはじめ、乗り物がバラエティ豊富に揃っていて、子供から大人まで誰もが楽しめます。また、湖を遊覧できる蒸気船クイーン II 号(Queen II)や、海に関する古くて貴重な展示品を見学できる海事博物館もあります。湖畔にある砂浜のビーチは入場無料なので、水着を持参するのをお忘れなく。

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アイオワ州にあるハイ・トレスル・トレイルのハイ・トレスル・ブリッジを渡るサイクリストたち

ハイ・トレスル・トレイル

ジョギングやサイクリングや散策が好きな方にとって、ハイ・トレスル・トレイル(High Trestle Trail)は絶好のスポットです。非常に人気が高いこのトレイルは、ユニオンパシフィック鉄道(Union Pacific Railroad)の廃線を再整備したもの。小さな町や農場、草原を貫くそのコースは総延長 40 キロメートルで、アンケニーとウッドワードを結んでいます。ウッドワード側の出発点の近くには、このトレイルの名所であるハイ・トレスル・ブリッジ(High Trestle Bridge)があります。デモイン川渓谷(Des Moines River Valley)に架かるこの橋はビル 13 階分の高さがあり、トレイルの橋としては世界最大級です。橋の上部にはらせんに見えるユニークなデザインのアーチが設置されていて、夜になるとブルーの LED でクールにライトアップされます。

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アイオワ州のドリフトレス・エリア・シーニック・バイウェイ沿いにあるエフィジーマウンズ国定公園のトレイル

ドリフトレス・エリア・シーニック・バイウェイ

アイオワ州北部とその周辺地域は氷河期に氷河の作用を受けなかった場所で、「ドリフトレス」と呼ばれています。それ以外の地域は氷河の移動によって地形が平坦になったのですが、ドリフトレス地域だけは例外で、川に削られてできた断崖がある急峻な地形、むき出しになった石灰岩、たくさんの洞窟、マスが大量に生息する川を特徴とする自然環境が生まれました。そのドリフトレス地域にあるのが、アイオワ州で最も美しいバイウェイに選ばれている、総延長 161 キロメートルのドリフトレス・エリア・シーニック・バイウェイ(Driftless Area Scenic Byway)。その周辺では、見事な景色はもちろん、風情がある川沿いの町の雰囲気やアウトドアアクティビティが楽しめます。エフィジーマウンズ国定公園(Effigy Mounds National Monument)にあるアメリカ先住民の聖なる遺跡など、歴史的な観光スポットもあります。

アイオワ州にあるアマナコロニーズのメインストリートの 1 つを散策する人びと

アマナコロニーズ

アマナコロニーズ(Amana Colonies)はドイツから来た敬虔主義者たちによって 1850 年代に建設された 7 つの村の集合体。かつては人里離れた自給自足の宗教コミュニティでしたが、現在は伝統工芸品と伝統料理が売りの人気の観光スポットへと姿を変えています。ビジターセンターでマップを入手して、ドイツのスイーツを味わったり、歴史的な建物を見学したり、職人が作業する様子を観察したり、ドイツのお祭りに参加したりしましょう。ちなみに、ここを十分に楽しむには、村々の間を移動する手段として車が欠かせません。地元の人びとがオーナーの各種のショップには、お土産やプレゼントにぴったりの品がたくさん揃っているので、ショッピング好きの方も大満足でしょう。

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アイオワ州ウェストベンドにあるグロット・オブ・ザ・リデンプション

シュライン・オブ・ザ・グロット・オブ・ザ・リデンプション

アイオワ州は面白くてびっくりするような名所の宝庫ですが、その中でも別格といえるのが、グロット・オブ・ザ・リデンプション。キリストの生涯を描写した 9 つの岩屋がある、スピリチュアルな名所です。なぜここがそれほど珍しいか、想像がつきますか。実は、ここの建造物はすべて、コンクリートに鉱物や貴石や半貴石を埋め込むという、とんでもない方法でつくられているのです。そんな建造物はここ以外ではまずお目にかかることはないでしょう。「世界で 8 番目の不思議」と呼ばれることがあるのもうなずけます。見学する際は、無料のガイド付きツアーに参加するのが絶対おすすめです。

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アイオワ州にあるストーム湖の湖岸
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旅のアイデア アイオワ州

アイオワ州のオフィシャル・トラベル・サイト

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