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美しいグレイシャー国立公園の景色に溶け込みます
Max Lau
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  • 州:
    モンタナ州

モンタナ州の中でも有名なグレイシャーカントリーでは、息をのむような景色、雄大な野生動物、思い出に残る驚きが訪れる人々を待ち受けています。

モンタナ州は、年間を通して世界クラスのリゾートでのスキーから地域最高級のマス釣りまで、さまざまなアウトドアレクリエーションを、澄み切った湖、雪を頂く山の尾根、轟音をあげる滝などの絶景を背景に楽しめるチャンスがあふれる場所です。西部ではさらに、グレイシャーカントリーで西部の魅力にも触れることができます。

グレイシャー国立公園

4,000 平方キロメートルを超える広さのこの公園は、なだらかな山すそ、野生の花が咲き乱れる牧場、200 を超える滝のある地形で、非常に美しく、ドラマチックで息をのむような素晴らしい場所です。グレイシャー国立公園は、アメリカ本土 48 州の中で最大の国立公園の一つですが、観光客は道路、トレイル、ボートで容易に探索できます。技術を結集して建設され、国定歴史建造物である 80 キロメートルに及ぶゴーイング・トゥ・ザ・サン・ロード(Going-to-the-Sun Road)は、国内で最も景色のよい自動車道の一つです。またこの公園には、歴史あるロッジ、バックカントリーのシャレー、豊富なアウトドアレクリエーション、1,127 キロメートルを超えるハイキングトレイルがあります。特に素晴らしい体験ができる繁忙期の夏季に訪れる場合は、公園のウェブサイトから車の登録が必要です。春や秋に訪れる場合は、それほどの混雑はありません。

穏やかな日にカヤックでグレイシャー国立公園のボウマン湖を散策しましょう

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Colton Stiffler

ブラックフィートネイションと、セイリッシュ族とクートニー族の連合部族

グレイシャーの東側境界の外側には、モンタナ州で最大の先住民居留地の一つであるブラックフィートネイション(Blackfeet Nation)があり、8,000 人以上のブラックフィート族の人々が住んでいます。ブラックフィートネイションの歴史を本格的に垣間見るには、モンタナ州ブローニングにあるプレーンズ・インディアン博物館(Museum of the Plains Indian)がおすすめです。ここには地元の部族が制作した芸術品や記念品のコレクションが展示されています。また、サンツアーズ(Sun Tours)では、ブラックフィート族の視点からグレイシャー国立公園を解説するツアーを提供しています。

モンタナ州北西部、ミズーラ(Missoula)とカリスペル(Kalispell)の間にはフラットヘッドインディアン居留地(Flathead Indian Reservation)があり、セイリッシュ族(Salish tribe)とクートニー族(Kootenai tribe)の連合部族が暮らしています。この居留地には、ミシシッピ川より西では最大の淡水湖であるフラットヘッド湖(Flathead Lake)の南部のほか、バイソン山脈(Bison Range)やミッション・マウンテン・ウィルダネス・コンプレックス(Mission Mountains Wilderness Complex)も含まれています。スリー・チーフス・カルチャー・センター(Three Chiefs Cultural Center)はモンタナ州セント・イグナティウス(St. Ignatius)にあり、旅行者は保護区の豊かな歴史について学べる施設です。部族の工芸品を見たり、文化活動に参加したり、伝統的な芸術や工芸品を見たりしてお楽しみください。

イースト・グレイシャー・パーク・ビレッジ近くのブラックフィート族のダンサー

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Andy Austin

モンタナ州西部ならではの体験をお楽しみください

グレイシャーカントリーを訪れる人々は、過去 200 年間にこの美しい地域で培われてきた歴史と文化に驚くことでしょう。セントメアリーズミッション(St. Mary’s Mission)はスティーブンスビル(Stevensville)にあり、モンタナ州で初めての先住民による恒久的開拓地となりました。1841 年に設立されたこの複合施設は国立歴史登録財に指定されており、博物館や観光客のためのビジターセンターが入っています。ロロ(Lolo)のトラベラーズ・レスト州立公園(Travelers' Rest State Park)は、ルイス・アンド・クラーク探検隊の休息所であったことを記念しています。一行は 1805 年に太平洋に向かう途中でここに立ち寄り、1806 年にも再び戻ってきました。ルイス・アンド・クラーク国定歴史トレイル(Lewis and Clark National Historic Trail)の中で唯一考古学的に確認された場所であり、探検家の存在を物的に証明しています。1888 年、フォートミズーラ(Fort Missoula)は有名なバッファロー・ソルジャー(Buffalo Soldiers)の第 25 歩兵連隊の本拠地となりました。フォートミズーラ歴史博物館(Historical Museum of Fort Missoula)には、13 の歴史的建造物や 24,000 の遺物が展示されています。ミズーラ・スモークジャンパー・ビジター・センター(Smokejumper Visitor Center in Missoula)では、降下消防隊員(スモークジャンパー)たちが、人里離れた道なき地域での火災に勇敢に立ち向かったことを称えています。このキャンパスには、国内最大の現役スモークジャンパー基地が置かれています。

この地域では、野生生物をとても大切にしています。地域に生息する多様な動植物は、アメリカ本土 48 州で最も手付かずの生態系の一つです。アメリカバイソン、ビッグホーンヒツジ、クロクマやグリズリーベア、オオジロシカとラバシカ、エルク、ムース、ヤギなどの野生動物を見ることができるかもしれません。ここで見かけることができる有名な鳥には、ハクトウワシ、カナダヅル、ミサゴ、ルイスキツツキ、オオサギなどが挙げられます。グレイシャー国立公園、バイソン山脈、リー・メトカーフ国立野生生物保護区(Lee Metcalf National Wildlife Refuge)、グレイシャーカントリーの国有林や州立公園では、双眼鏡を持ってこれらの素晴らしい動物を探してみましょう。

グレイシャー国立公園のヒドゥンレイク周辺の素晴らしい風景の中で草をはむシロイワヤギ

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Mikey Gribbin

アクセス方法

グレイシャーカントリーに行くにはミズーラモンタナ空港(MSO)またはグレイシャーパーク国際空港(FCA)までの乗り継ぎ便に乗り、レンタカーを借りてください。モンタナ州西部のグレイシャーカントリーへはバスや列車も運行しています。

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旅行先

ビリングス