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メンデンホール氷洞
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  • 州:
    アラスカ州

「町の背後にある氷河」の内部ではため息がでるほど美しい青い壁がきらきら光っています。

水の循環の各段階を一度に体験できる場所はごくわずかしかありません。メンデンホール氷洞(Mendenhall Ice Caves)はその貴重な場所の 1 つで、岩の上や、部分的に空洞がある氷河内の明るい青色の凍った天井の下を水が流れています。

この洞窟の画像は「この世のものとは思えない」とか「現実離れした」などの見出し付きでインターネットに出回っています。メンデンホール氷河(Mendenhall Glacier)は、アラスカ州南東部の街ジュノーのダウンタウンからわずか 19 キロメートル離れたメンデンホールバレー(Mendenhall Valley)にある全長 19 キロメートルの氷河です。この氷河にはもともと、Sitaantaagu(「町の背後にある氷河」という意味)と Aak’wtaaksit(「小さな池の向こうにある氷河」という意味)という 2 つの名前で呼ばれていました。氷河の内部には息をのむほど美しい青色の氷の洞窟があります。氷の端までカヤックを漕いで行き、そこからさらに氷河を乗り越えることを厭わない人だけが辿り付ける場所です。 

旅行の前に知っておきたいこと

メンデンホール氷河はメンデンホール・ループ・ロード(Mendenhall Loop Road)にあるビジターセンターからも見ることができます。そこからトレイルを進むと氷の洞窟に到着します。洞窟は溶けたり崩壊したりすることがあるため、洞窟への立ち入りが可能で安全であることを確認できるガイド付きツアーに参加するのが安心です。氷の洞窟ツアーは通常 7 月から 9 月まで催行されています。この氷河はトンガス国立森林公園(Tongass National Forest)の一角にあるメンデンホール氷河保養地(Mendenhall Glacier Recreation Area)の一部として、連邦政府によって保護されています。

旅行サイト『アトラスオブスキュラ』(Atlas Obscura)に掲載された書き下ろし記事です。

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