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サンフアンにあるプエルトリコ美術館の外観
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  • 州:
    プエルトリコ

プエルトリコは語るべき物語に満ちています。それは、どのような広場の片隅、石の建物、色彩豊かなアート作品にも見て取れます。

プエルトリコの文化は、本来のタイノ族の住民の要素に、スペイン、アフリカ、アメリカの伝統が融合したものです。現在では、プエルトリコのすばらしいビーチと鬱蒼とした雨林と共に、この文化の融合から実った果実を楽しむことができます。つまり、アフリカの豊かなフォークロア、スペイン語、ヨーロッパの影響を受けた芸術、カリブスタイルの音楽とダンスです。ここで紹介した必見の美術館と歴史博物館では、この島の文化をさらに深く理解することができます。

プエルトリコ美術館

カリブ海諸国で最大級の規模を誇るこの美術館では、古典ウィングと現代ウィングにある 24 の展示ギャラリーに、1700 年代以降の美術作品を多数展示しています。この美術館はサンフアンのサントゥルセ地区にあり、プエルトリコ美術を堪能できる場所となっています。美術館の周囲の庭園と遊歩道はそれ自体が芸術であり、創造的な瞑想や熟考に最適です。

プエルトリコ美術館にあるペポン・オソリオの色彩豊かなアートインスタレーション

プエルトリコ美術館にあるペポン・オソリオの色彩豊かなアートインスタレーション
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プエルトリコ現代美術館

サンフアンでは、コンテンポラリーアートの美術館もはずせません。煉瓦造りの建物は、かつては公立学校でした。20 世紀後半のアートに特化したこの美術館は、2 つのフロアで中南米、カリブ海諸国、プエルトリコの芸術家の作品を展示しています。

ラスアメリカス博物館

この博物館は、北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカの美術作品と伝統遺産を所蔵し、アフリカの伝統、先住民、植民地化というテーマに取り組んでいます。この博物館はサンフアン市内の歴史あるバジャハ地区にあります。建物は、1800 年代中頃に建てられたスペイン兵のための兵舎です。

ライトアップされたラスアメリカス博物館があるバジャハ地区

ライトアップされたラスアメリカス博物館があるバジャハ地区
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ミラマルアートおよびデザイン美術館(MADMi)

この美術館は、サンフアンのミラマルメトロ地区にある、1913 年頃に大胆に改装された建物を利用しており、モダニズム芸術の愛好者にとってうれしい場所でしょう。常設展示と特別展示で、キッチン用品からグラフィックデザインに至るまで、現代のアートとオブジェにおける形と機能の関係性を賛美しています。

ミラマルアートおよびデザイン美術館(MADMi)の外に設置されているパブリックアート

ミラマルアートおよびデザイン美術館(MADMi)の外に設置されているパブリックアート
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カサブランカ博物館

サンフアンにあるこの美しく保存されている建物は、元はスペイン人探検家のフアン・ポンセ・デ・レオンのために建てられた家でした。彼はこの家を見ることなくこの世を去りましたが、その子孫が 200 年間以上にわたって住んでいました。館内には、16 世紀と 17 世紀の生活を彷彿とさせる家具と美術品が展示されています。館外の庭園で静かな時間を過ごしたり、建物の 2 階からサンフアン湾(San Juan Bay)の絶景を楽しんだりしてはいかがでしょうか。

ポンセ美術館

サンフアン以外でも、すばらしい芸術や文化体験が待っています。島の南岸にあるポンセでは、ポンセ美術館(Museo de Arte de Ponce)の壮麗なホワイエに足を踏み入れ、広々とした階段を昇ってみましょう。この美術館は、15 世紀から現代までの美術品を 4,500 点以上所蔵しています。バロック美術やビクトリア朝時代の絵画以外に、古代の陶器や、中南米、プエルトリコ、ヨーロッパの彫刻もあります。

ポンセ美術館で展示室を巡る人々

ポンセ美術館で展示室を巡る人々
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ポンセ歴史博物館

ポンセ歴史博物館(Museo de la Historia de Ponce)は、金融、政治、生態系、都市の発展など、都市の日常生活のほとんどすべての面を扱う展示により、プエルトリコ第 2 の都市の物語を伝えています。ポンセの有名なラスデリシアス広場(Plaza las Delicias)から 2 ブロックしか離れていないところにあります。

セラレス城博物館

ポンセにも 1930 年代の壮麗な大邸宅があります。これは、プエルトリコの大いに儲かった砂糖産業とラム産業のたまものです。現在は、当時の姿を示す博物館として保存され、絵のように美しい庭園もあります。この大邸宅の広大な敷地からはこの町の一番の絶景とカリブ海が見渡せます。

上空から見た大邸宅と手入れの行き届いた敷地

上空から見た大邸宅と手入れの行き届いた敷地
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カーサカウティーニョ博物館

島の南部にあるグアヤマを訪れたら、歴史あるこの豪壮な邸宅は必見です。内部には、裕福なカウティーニョ家が所有していた 19 世紀の美術品と家具の完璧に保存されたコレクションがあります。米西戦争中にアメリカ軍がこの家に本部を置いていた様子など、この家の地元の歴史と一族の歴史を紹介しています。

アクセス方法

ルイス・ムニョス・マリン国際空港(SJU)には、世界各地の都市から多くの航空会社が運航しています。空港では、バス、タクシー、レンタカーなど、陸上交通の手段が簡単に見つかります。

プエルトリコ島の交通機関は充実しています。サンフアンのような主要都市の中心部は徒歩で歩きまわれます。サンフアン旧市街には、主要な名所を通る無料の路面電車があります。タクシー、バス、ライドシェア、レンタサイクルも利用できます。その他の交通手段に、トレンウルバノ(電車)、ウォーターフェリー、外部の島へのフライト、プライベートシャトルがあります。

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