アメリカで必ず見るべき 5 つの ゲイプライドの祭典

一見すると、典型的なニューヨーク市のストリートパーティーに見えるのが NYC プライド（NYC Pride）。そのルーツには、歴史が染み込んでいます。 現代のゲイ人権運動は、1969 年にここで始まりました。LGBT バー、ストーンウォール・イン（Stonewall Inn）で、人々が警察の手入れに対して暴動を起こしたのです。 この反乱は、現在、毎年開催されるプライドウィーク（Pride Week）の祭典で記念行事となっており、ニューヨーク州で最も愛される祭典の 1 つとなっています。 6 月後半に開催されるイベントでは、決起集会やパレードが行われ、350 を超える代表団がマンハッタンを行進します。 クリストファーストリート（Christopher Street）にあるストーンウォール・インの前は、パレード見物に人気の高い場所です。 

ワシントン D.C. のキャピタル・プライド （Capital Pride）は、政治色を帯びることがあります。ゲイの人権を取り巻く問題に政府が裁定を下しているときは特に、その傾向が強くなります。多くの祭典が 6 月前半の週末に集中して開催されるのに対し、キャピタル・プライドのイベントは、D.C. ブラック・プライド（D.C. Black Pride）の後、 1 週間以上にわたって 開催されます。プライドパーティーをワシントン D.C.（Washington, D.C.）でスタートする場合は、ぜひ東海岸を北上してください。ニューヨーク市（New York City）でもプライドフェスティバルを楽しめます。

アメリカで少なくとも一度は参加しなければならない ゲイプライドのイベントがあるとしたら、それはサンフランシスコ・プライド（San Francisco Pride）です。 アメリカ最大の規模を誇り、世界で最も名高いゲイプライドの祭典の 1 つと考えられています。 6 月後半に開催されるサンフランシスコ・プライドでは、100 万人を超える人々が、シビックセンター（Civic Center）や街の通りで行われるパレードやフェスティバルなどのイベントに参加します。 サンフランシスコのゲイプライドは、表現の自由、人権、愛を具象化した祭典。このカリフォルニア州の都市は、まさにこうしたすべてを受け入れているのです。

コロラド州 デンバーのプライド・フェスト（PrideFest）の祭典は、6 月中旬に開催されます。近年発展してきたこの祭典には、35 万人以上の人々が参加します。 パーティー、コンサート、パレード、5 キロにわたるウォーキングやランニングのほか、子供向けのフェイスペインティングなど、さまざまな行事を楽しめます。 デンバーの祭典は、アメリカで最も家族連れにお勧めのゲイプライドイベントと呼ばれています。 また、デンバーは犬を愛する都市でもあり、ドッグインドラッグ（Dogs in Drag）パレードは最も人気のあるイベントの 1 つです。 

キーウェストでは、他の都市がプライドの祭典を開催しているときの雰囲気を日常的に楽しむことができます。このフロリダ州南部の島は、「自由気まま」な雰囲気とゲイに好意的なコミュニティで有名ですが、 6 月初旬のキーウェストプライド（Key West Pride）の祭典では、LGBT がさらに楽しめるイベントやパレードが開催されます。 この祭典には、マイアミやニューヨーク市などの大都市の祭典とは異なる、のんびりとした雰囲気が漂います。 南の島特有のスタイルで開催され、人が多すぎることもなく、気軽に参加できる祭典です。