リビー、トロイ、ユーレカ モンタナ州
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モンタナ州北西部で人里を離れて冒険をしましょう
絵はがきのように美しい観光スポット
トロイのすぐ南にある、クートニー国有林(Kootenai National Forest)のロス・クリーク・シーダーズ・シーニック・エリア(Ross Creek Cedars Scenic Area)では、巨木に囲まれて散策することができます。樹齢 1000 年ほどの古い杉をも含む木立には、直径 4 メートル、高さ 50 メートル以上の木もあります。リビーからレイク・クーカヌサ・シーニック・バイウェイ(Lake Koocanusa Scenic Byway)に乗り、クーカヌサ湖(Lake Koocanusa)とクートニー川(Kootenai River)の印象的な見晴らしやきらめく水面を楽しみながら、108 キロメートルの曲がりくねった道を進みましょう。近代に建設された最も頑丈で大きなダムの一つであるリビーダム(Libby Dam)に施された設計上の工夫には驚きです。ハクトウワシが樹木の上を飛び回り、高い杉の枝に止まっている姿を見ることもできます。リビーとトロイの中間地点にあるクートニー滝吊り橋(Kootenai Falls Swinging Bridge)を渡り、クートニー川の峡谷と 10 メートル下にある滝など、思わず息をのむような景色を眺めましょう。ユーレカ近郊のテン・レイクス・シーニック・エリア(Ten Lakes Scenic Area)は、簡単にアクセスできるにもかかわらず、別世界のような雰囲気を保ち、モンタナ州の険しい奥地のどこよりも自然のままで、ハイキングや水泳を楽しむことができます。
垣間見える小さな町の田園生活
ユーレカのタバコ・バレー・ヒストリカル・ビレッジ(Tobacco Valley Historical Village)では、1890 年代後半から 1900 年代初頭の建物のコレクションを散策しながら、モンタナ州の入植者の時代へタイムスリップできます。リビー・ヘリテージ・ミュージアム(Libby Heritage Museum)では、採鉱と伐採の入植地として発展したリビーのルーツにおける初期の歴史と人工遺物を見学しましょう。リビーのダウンタウンで最も古い建物の一つであるキャビネット・マウンテン・ブルーイング・カンパニー(Cabinet Mountain Brewing Company)で、ヤーク・アタック・IPA(Yaak Attack IPA)などのクラフトビールを楽しみましょう。リビー、トロイ、ユーレカで毎週開催される季節のファーマーズマーケットは、地元の人々と交流し、地元で作られた食べ物や工芸品を手に入れるのに最適なダウンタウンスポットです。
どこをとっても一風変わった宿泊施設
ユーレカのウィルダネス・クラブ・リゾート(Wilderness Club Resort)は、その場所自体がオアシスと言えるでしょう。人里離れた湖、ウォーターパーク、最高級のゴルフコースがあり、アメリカでは常にトップクラスの宿泊先となっています。トロイのルーズベルトパーク(Roosevelt Park)では、クートニー川沿いでユルトをレンタルして、現代的で素朴なグランピングを体験できます。ユーレカ近郊のトレゴにあるクリップル・クリーク・ホース・ランチ(Cripple Creek Horse Ranch)では、冬期限定のそりや、通年利用可能な馬車に乗って田舎を散策し、居心地の良いホームステッドキャビンで 1 泊しましょう。
おもしろ情報
『レヴェナント:蘇えりし者(The Revenant)』や『激流(The River Wild)』などの映画には、クートニー滝で撮影されたシーンがあります。
写真提供:Andy Austin
「クーカヌサ湖」という名前は、クートニー川(Kootenai River)、カナダ(Canada)、アメリカ(the USA)のそれぞれ最初の 3 文字を組み合わせたものです。
写真提供:Andy Austin
ユーレカはかつて「世界のクリスマスツリーの首都」として知られ、1948 年だけで 180 万本の木を出荷しました。
写真提供:Aaron Thiesen